第85話 byルーシュ ページ44
局長達とカチカチ監視カメラの画面を変えながら城内を監視してると、毎年恒例の"アレ"が始まっていた。
今回は数週間前に戦争があったのでいつもよりかは被害は小さいはずですが、
去年はいなかったルーシュも逃げている。お前はなんでいるんだ。
…っまあ、ルーシュは書類があるので、どっちにしろ捕まえなければ行けませんがね…
ノールのことは私が良く知っている。だから捕まえてみせる!!
突然私が立ち上がってしまったので他のメンバーが驚いてしまった。お恥ずかしい…
さて、メモでも書いておけばいいか。
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管理局の皆さんへ
私は今からノールを捕まえてくるのでいません。
私は今からノールを捕まえてくるのでいません。
なので、私の分を誰かやっておいてください。
ルーシュ・アルシュリカ
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これでいいか。分かるだろう。
なら、部屋に帰って準備をするかぁ…めんどくさい。
少女帰還中…
え〜と、この縄だろ、催涙ガスだろ、んで、捕獲網と、緊急用の剣と銃っと。
よし、行くか。
いどうちゅう♪
……………ん?あれ、ノールじゃん。クロさんが捕まえようとして苦戦してる。
でもあれクロさんに押されてない?ノール。
多分あれは私に気付いてないな。これはチャンス。
そっと縄を捕獲網と繋げて投げる準備をする。
…………ほい。
「いーやーだー!やなの!って何これ?!」
『あなたが逃げるからです。しょうがないしょうがない。』
「注射があるから!逃げるの!」
『でも、注射がないと病気になっちゃうよ?』
「ギクッ…で、でも!注射が痛いのが悪いの!」
『え、今回は注射は無いですけど。』
「え、本当に?!じゃあ行く〜!」
すっごくチョロい、こいつ。
本当は"あれ"があるけどね。注射ではないけれど。
んじゃあ、行くか
『ほら、ノール。行くよ。』
「はーい!」
『さて、なぜ医務室へ行かないのですか?』
「え?いや〜、医務室が嫌いって言うわけではないよ?」
『なら、ここから動けるでしょう?』
「い・や・だ!!!!!」
『あっ、逃げようとするな!』
仕方ない、あれを使うか…
『そいっ!』
「わぎゃっっ!何これ!涙が出て来るんだけど!!」
『よし、効き目は抜群ですね。いきますよ!ノール!!』
「嫌だ!!連れて行かないで〜!!」
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Noel*26(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/a1de7a53d2/ 作りました( ^ω^)初めてだったから不備があったら許してください。注射一回だけ免除にするんで。() (2020年1月10日 22時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - Noel*26さん» いいよ〜 (2020年1月10日 21時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - 続々編作っていいすか...story3がいいなあ (2020年1月10日 21時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新しました。((良い子の皆様はインフルエンザに気を付けて下さいね〜、マジで辛いw (2020年1月9日 22時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新しまーす。 (2020年1月7日 23時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンレーム国幹部一同 x他5人 | 作者ホームページ:無い。
作成日時:2019年10月14日 15時