第69話 byナガンレア ページ28
「はじめまして、サイボーグをご所望とのことで参りました。手本を見せて差し上げます。発明を舐めるなよ、餓鬼」
はぁ……なんでこんなときに来ちゃう訳……
「餓鬼って……口が悪いね」
軽く敵を見る。あーあ、機械だ。
心を持ってしまった哀れな機械、誰が作ったんだろうね重大なバグだよ。
「あのね……今回ばかりは失敗できないんだよねぇ……」
天井に向かって指を鳴らす。
するとどこからか以前僕が作ったサイボーグ達と兵器が出てくる。
本当、どこから出てくるんだろうね。僕にもさっぱりだよ。
「あ、そうそう……君の仲間は今頃幸せな夢を見せられているよ、起こしてもいいだろうけれど、僕はオススメできないね。さぁて、まずは君をスクラップにしないとねぇ!!」
〜〜〜〜〜〜
……光が、まぶしい。
「お姉ちゃん!起きて起きて!」
「ん…んん〜?」
誰かに揺すられながら起きる。目の前には、歳が離れた少年……私より薄い茶色の髪、水色の瞳。
「誰……?」
「もう何寝ぼけちゃってるの?モシンだよ!」
モシン……あぁ、そうだった、なんで弟の名前を忘れたんだろう。
「あはは、寝ぼけてたね、ごめんごめん」
「早くご飯を食べようよ!今日は楽器屋さんに行くんでしょ!」
朝食を終えて、楽器屋に向かう。とても栄えた街を歩いて行く。
楽器屋に着く前、急に銃声が聞こえてきた。
「え…」
後ろを振り返る。銃を持った10人以上の少年少女が人々を撃っている。
モシン、モシンは…?
「お姉ちゃん!」
あ、嘘、人質……??
〜〜〜〜〜〜
気がついたらサイボーグ達は全滅、僕と敵の2人だけ。
追い詰められちゃった。
「もう僕…死んじゃうんだねぇ…」
不気味な笑みを浮かべながらそう言う。
さぁ、そろそろだろうね。
寝ていたナガンお姉ちゃんがゆっくりと起き上がる。
実はもう拘束は外したんだ。
僕は起き上がったナガンお姉ちゃんにこう叫んだ。
「助けて…!ナガンお姉ちゃん!」
叫んだ次の瞬間、敵は何があったか分からないだろうね。
だって、敵の方に殴りかかったもん。そこで種明かし。
「幸せな夢って言ったけど、洗脳みたいなものなんだよね」
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ナガンちゃんは洗脳されました。
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Noel*26(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/a1de7a53d2/ 作りました( ^ω^)初めてだったから不備があったら許してください。注射一回だけ免除にするんで。() (2020年1月10日 22時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - Noel*26さん» いいよ〜 (2020年1月10日 21時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - 続々編作っていいすか...story3がいいなあ (2020年1月10日 21時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新しました。((良い子の皆様はインフルエンザに気を付けて下さいね〜、マジで辛いw (2020年1月9日 22時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新しまーす。 (2020年1月7日 23時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンレーム国幹部一同 x他5人 | 作者ホームページ:無い。
作成日時:2019年10月14日 15時