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吉原炎上篇7 ページ7

*****

百華「日輪様の元へ行かせるな!ここで食い止めろ!」


百華の群れがAと神威の元へ向かってくる


神威「しつこいなァ」


神威の目付きが一瞬にして変わり


気がつけば目の前は血の海へと変貌していた


神威「女を殺すのは趣味じゃないんだヨ。」


『よく言うよ、ここまでやっておきながら』


神威「女は強い子を産むかもしれないだろう?……まぁ、君らの子供には期待出来ないか…」


晴太「や、やめろ!!お前ら、そんなに人を殺して何が楽しいんだ!」


『誤解しないでくれる?これやったの全部、神威だから』


晴太「なんでそんなヘラヘラ笑って人を殺せるんだよ!!!」


神威「酷いなァ…ここまで連れてきてあげたのに。それに、こいつら、君の母さんをここに閉じ込めてた連中だよ」


晴太「頼んだ覚えはない!!」


『神威に何言っても無駄だよ、、笑顔で殺すのが神威(こいつ)のやり方だからね…』


神威「どんな人生であれ、最後は笑顔で送って健やかに死なせてやらないとネ。」


晴太「、、」


神威「逆に言えば俺が笑いかけた時は殺意があるととってもいい」ニコッ


晴太「っっ!?」ビクッ


神威「冗談だヨ」ニコッ


『あまり、気にしない方がいいよ?あいつは子供は殺さない。』


神威「だってこの先、強くなるかもしれないだろう?おいでよ!!君も笑うといい!お母さんに会うのにそんなシケたツラしてちゃ、いけないヨ」


晴太「ここに…母ちゃんが…開けれくれ母ちゃん!!!母ちゃん!!!」


ドンッ ドンッ ドンッ


何度も呼びかけるが扉の向こうからは


返事がない…


鳳仙「ふんっ、、お前の母親などこの世のどこにもおらんわ。わかったら、の形見だけもって、消えろ」


そう言うと鳳仙は、母親の形見だという


その束ねられ、短く切り落とされた髪を


晴太に向かって投げる


鳳仙「それとも、冥土で母親に会いたいと言うのなら別の話だが?」


晴太「母ちゃんならここにいる!!!」


ドンッ ドンッ ドンッ


『……』


鳳仙「諦めの悪い童だ、黄泉で本当の親と対面するがいい………んっ!?」


鳳仙の背後から物凄いスピードで洞爺湖が飛んでき


扉へと刺さった


『っ!?』


晴太「うわっ!?!?」


銀時「おいおい、聞いてねーぜ。吉原一の女がいるってゆーから来てみりゃよぉ、どうやらコブ着きだったらしい…で?おめぇはここで何してんだァ?A…いや…真選組一番隊副隊長さんよォ」

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作者名:フルーツポンチ侍 | 作成日時:2019年10月31日 23時

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