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吉原炎上篇3 ページ3

万事屋side



月詠「すまぬ、わっちがもっと早くに逃がしていれば…」


先程の攻撃により体中にできた傷を


手当し、晴太を連れ戻すため再び鳳仙の元へ向かう


銀時「謝る必要なんてねェーよ」


月詠「行くのか?」


新八「行かなきゃ、晴太くんが死にます。」


月詠「行けば主らも死ぬ。夜兎が4人、軍隊1個あっても足りぬぞ」


神楽「あいつは…私が何とかしなきゃいけないネ」


銀時「俺も懐かしい顔がいたんでな、昔話でもしてくらァ」


月詠「他が他の為に行く。晴太か、日輪か」


銀時「ちょっくら、お天道さん取り戻しに行ってくる。シミったれた連中に言っといてくれ、空を見上げとけって。俺達がバカでかいお日さん打ち上げてやるって」


月詠「悪いが断る。わっちも共に行くからな」


銀時「吉原との戦いに吉原の人間連れてくわけにはいかねェ。てめぇ裏切りもんになるぜ」


月詠「言ったはずじゃ、わっちが守るものは日輪じゃ、吉原に忠誠を誓った事など1度もない。晴太を見殺しにする方がよっぽどの裏切りぞ。それに、わっちも人に頼るばかりじゃなく自分で探して見る気になったのさ、てめぇの言うお日さんと言うやつを」


銀時「帰るとこ無くなっても知らねーぜ」


月詠「大丈夫じゃ。だって主ら、吉原を叩き潰してくれるんじゃろ?」

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作者名:フルーツポンチ侍 | 作成日時:2019年10月31日 23時

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