丁か半か3 ページ17
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神威「やっ!また会ったね!」
上手く高杉とその部下を分断させることに成功
罠とも知らず、1人的陣に残る高杉
『単刀直入で悪いんですが…』
神威「『死んでもらうヨ/ます』」
高杉「最初に会った時から面にそう書いてあったぜ」
神威「さすがに察しがいいや、実は以前、侍ってやつをこの目にしてから、こうして殺り合いたくてウズウズしてたんだ。」
高杉「奇遇だな、俺もその銀髪のバカ侍を殺したくてウズウズしてんだ」
『…ん?』
何かの気配に気づいたのか顔を歪める
勾狼「お二人さんよぉ」
気づけば2人の周りを取り囲む勾狼の部下たち
神威「邪魔するなと言ったはずだよネ?」
だんだんと声のトーンが低くなっていくのがわかる
勾狼「ふっ、、邪魔なんざしねーよ」
勾狼の部下が放った矢が神威とAに
勢いよく突き刺さる
『神威…背中刺さってるよ』ニヤニヤ
神威「何でそんなに嬉しそうなんだい?そういう、Aも脚やられてるヨ?」
勾狼「俺たちが殺りに来たのはてめぇらだ」
阿保「貴様ら夜兎の血は危険すぎる。特にA、お前の血は他の夜兎よりちと、濃すぎる…切れすぎる刃は嫌われるのだ。」
神威「こいつは参ったねェ」
『阿保提督に一本取られるとは…』
高杉「バカはてめぇの変わりに殺っといてやらァ。だから、安心して死んでいきな」
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作者名:フルーツポンチ侍 | 作成日時:2019年10月31日 23時