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番外編 その1! ページ1

雪side

____俺が9歳の時、百合は1つオトナになった。



俺はもう日課と化している吸血をしていた。



『...もういい?』



雪「うん。」



ギシ...


という音を出して、百合はベッドから降りようとする。




あれ...?


クン...




雪「......?ねぇ百合。

どこか怪我してる?血の匂いがする」




ピクッ



百合は不自然に肩を揺らした。



やっぱり怪我してるのかな...



俺は百合の肩を掴んで言った。



雪「怪我してるなら見せて!

舐めて治してあげるから!」



『ちょっと!』かあぁぉぁ


『......っ!このっ!!!』







________『ばかっ!』



スパーン!!!!













____________________。





雪「なんで?」



俺の周りには兄弟がそろっている。




霖「いたそう...」



雷火「すげー赤いっ!!」




俺は霞兄に聞いた。




すると、霞兄は言いずらそうにして言った。



霞「あー...そっか、雪はまだ学校で習ってないんだね。

百合ちゃん、生理が来たんだよ」




雪「せーり?」





せーりってなんだろ...?





霞「女の子はねー、あーでこーで...」


雪「ええええ!!たいへん!」









________次の日



雪「昨日は、変なこと言ってごめんなさい」



俺は百合に謝った。




雪「生理とか知らなくて...

血飲む量少なくするから...」




『べつにいいって』




百合はどんどん大人っぽくなってく。


...やだなぁ



コツン...

俺は百合の肩に頭を預けた。







...またきれいになった。


『?』

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作者名:小林優菜α | 作成日時:2018年9月30日 17時

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