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「たったの4人…」


 

結局あの後は鬼に会うことはなかった
気が付けば周りには藤の花がいっぱいあって



綺麗でいい香りが漂う所にいた




彼の言葉にきっと沢山人がいたんだなとは察しついた




『4人…もっといたんだ』


「…20人はいた」




20人


生き残ったのは4人




胸が苦しくなる

まだ幼い子供なのに





あの鬼たちに喰われてしまったんだ








「死ぬわ、死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」

「ここで生き残っても結局死ぬわ俺」



「うん、ゼンは弱いからすぐ死ぬだろうね」



「そうだよ!弱いんだよ俺は…!だから神威が守ってくれよぉ…」






『あー…』





少年も私もどこかブルーになっていれば

隣から聞こえてくる物騒な言葉

 
 

もちろん片方の声は聞き馴染みしかない







『神威、いつの間にお気に入りの子見つけたんだ』



「あぁ、A生きてたんだ」

「まぁね、ゼンは興味深い人間なんだよ」




 


へぇ、珍しい子もいるもんだ



まぁその黄色髪の子は神威に縋り付いてるけど

神威はもう慣れたのかノーリアクションだし



まぁいっか、放っとこう。









「階級は十段階あります__」







そういやさっきから話声が耳に入ってたんだった

なんか心のこもってないような声音




全く聞いてなかったわ帰る気満々だったし



聞いてやるかと視線を移せば綺麗な人形みたいな女の子?が2人






ん?


待って待って階級ってなんだい?







「_鎹鴉をつけさせていただきます」






『えっ、あ…カラス…?』




戸惑ってる間にどんどん話は進んでいく




カーカーと煩いカラス



…そんで腕に乗った。





『…カラスってこんな人懐っこいのか』


「なにこの鳥…食べられるの?」


『やめようね神威、カラスは美味しくないよ』





神威コイツ、腹減って食べることしか頭にないな


多分流石にカラスは美味しくないと思う。








「どうでもいいんだよカラスなんて!」

「刀だよ刀!今すぐ寄越せ!」







『おぅ…』


 



びっくりしたいきなり叫ぶやんコイツ


え、イイ声してんなコイツ






でもさ、女の子の髪の毛掴んで


脅迫は良くないよねぇ


さてさてここは
私が助けてやろうじゃないk「この子から手を離せ!」






『おぅふ…』






待って助けてやろうとか勝手にカッコつけて歩きだしたらさ


少年が先に助けに入ったよ












少年__









『バチクソイケメンじゃねぇか』






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きなこもち食べたい - とっても面白いです。銀魂と鬼滅が好きな私特です。出来れば中の人繋がりで沖田総悟さんと伊黒小芭内さんの話を作ってください。 (2020年3月19日 21時) (レス) id: 162515ae54 (このIDを非表示/違反報告)
- 100票目ゲット!()面白いです! (2020年3月9日 14時) (レス) id: c368caa131 (このIDを非表示/違反報告)
霧夜 - なんというか…めっちゃ好き。鬼滅と銀魂大好きだから。更新頑張ってくださいね! (2019年11月3日 9時) (レス) id: 4f991030a8 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 銀魂と鬼滅だ!!!やたぁぁぁ!有り難うございます!これからも更新頑張って下さい! (2019年10月30日 16時) (レス) id: 9e987c36f1 (このIDを非表示/違反報告)
この - すげぇ俺得な小説。え?神か??神なのか??? (2019年10月28日 22時) (レス) id: 94dd1e54ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空理/空論 x他1人 | 作成日時:2019年10月19日 19時

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