【銀魂】鬼兵隊と鬼殺隊って似てるよねって【鬼滅の刃】

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「…ここは何処だって聞いてんだ」


「ンなことより勝負しろ！無傷でここにいるなんて強いんだろお前！！」





目の前にいる猪の皮被った餓鬼





特に当てもない今


とりあえずAを探すかと歩いていたら目を付けられたらしい






面倒だ





しかも話が通じない






「おい！聞いてんのか片目野郎！！」






コイツは当てにならない



無視して歩き出せばしつこく付いてくるどころか








刀を振り下ろしてきた








「はッ…面白いヤツだ、初対面に刀振るなんてよォ」







ガキンッ…



と金属のぶつかり合う音







まぁ、腕は悪くはなさそうだが







俺に喧嘩ふっかけるなんざ100年早ェ








「良いぜ…お望み通りやってやらァ」





「だが死んでも責任は取らねェからな」









俺の言葉を聞いた途端



被り物で分からないが



ギラリとその目が光った気がした









「ああ…！上等だぜ！！」









威勢のいい餓鬼だ




嫌いじゃねェ







お前が後悔しねェように



一瞬で片付けてやらァ
































後でな








「…は？」




「てめェ、後ろガラ空きじゃねぇか」







突き出した刀


俺の刀の矛先は猪の餓鬼じゃなく







例の天人の額







ぐさりと刺しこんだのを抜けば


間入れず餓鬼が首を飛ばす







中々良い反射神経は持っているらしい






「…い、今のはお前がどんな程度のヤツなのか試す為にわざとしたんだよ！！」



「…おう、そうかよ」







やっぱり餓鬼だ



言い分も態度も







まぁもうコイツに割く時間はない



もう良いかと歩き出した瞬間だった










ふわりと風が吹く


その正体は餓鬼が刀を突き刺した風









「おい…後ろがガラ空きだぜ片目野郎」



「ふッ…やっぱり面白いヤツだ…」








ドサッ…と天人が倒れる音



ギラリと光る猪の瞳











「…お前、鬼兵隊に来ねェか」




「きへいたい？」






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