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『お面…?』



「刀鍛冶の里っつー場所だったな…起きたらそこにいた」







銀くん達は目が覚めたら刀鍛冶の里にいたらしい




 

詳しいことは面倒だということで話してくれなかったが




最初こそ里の人に不審がられたが、事情を話していたらいつの間にか受け入れられていたらしい


きっと銀くんの変なカリスマ性がこういう所で活かされてるんだろうなあ






今は里の者の手伝いをする事で匿ってもらっているだとか







「んで今日は刀を届けてくれって頼まれたんだけどよぉ…」





「来るまでが大変だったアル!」


『あ、神楽ちゃんおかえり』







喧嘩は終わったのね

なんか2人とも無傷で新八くんだけボロボロだけど








「目隠ししておんぶされて来たアルよ!」


「里の場所は誰にも知られちゃいけねェらしい、だから俺らにも分からないようにってな」



『へぇ…そんな厳重な場所なんだ』









本当にわからないことばかりだ



知ることすべてもちろん初めてのこと








あ、ダメだ



こういう事考えると






不安という言葉で頭が埋め尽くされる







この先、この世界でやっていけるか



江戸には帰れるのか







それとも






鬼とやらに喰われてしまうのか







 

「…A、なんでそんな悲しそうな顔してるの?」



『え、あ…神威…?』







悲しい顔なんてしてたかな



あ、いや…不安だったからそれが顔に出てたのかな








「俺がいるんだからいいじゃん」







ぽん…と頭に置かれた手






「だって俺がいなきゃAは弱っちいから死んじゃうもんね」



『…』






なんかコイツ一言余計だよな



ちょっとキュンとしちゃったじゃんクッソ







「バカ兄貴!私のAに触るな!!」



「えぇ?いつAが神楽のモノになったの?」



「バカ兄貴のバカが移るネ!!」



「神楽よりは馬鹿じゃないけど?」








『…ふっ、』




目の前でぎゃーぎゃーと煩い2人



その光景にどこかホッとしてしまう私も私だ

思わず笑ってしまう









「まぁAが不安なのは分かるけどよ」


「俺らも一緒だから安心しろって」




『頼もしいなぁ…銀くんも皆んなも』





 

いつ江戸に戻れるかは分からない



けど、独りぼっちなわけじゃないし







『頑張って方法探さなきゃね』


「おう」






 
 
 
 
 
 
 
 
 




「え、ねぇ…僕は?僕のこと無視ですか??」





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きなこもち食べたい - とっても面白いです。銀魂と鬼滅が好きな私特です。出来れば中の人繋がりで沖田総悟さんと伊黒小芭内さんの話を作ってください。 (2020年3月19日 21時) (レス) id: 162515ae54 (このIDを非表示/違反報告)
- 100票目ゲット!()面白いです! (2020年3月9日 14時) (レス) id: c368caa131 (このIDを非表示/違反報告)
霧夜 - なんというか…めっちゃ好き。鬼滅と銀魂大好きだから。更新頑張ってくださいね! (2019年11月3日 9時) (レス) id: 4f991030a8 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 銀魂と鬼滅だ!!!やたぁぁぁ!有り難うございます!これからも更新頑張って下さい! (2019年10月30日 16時) (レス) id: 9e987c36f1 (このIDを非表示/違反報告)
この - すげぇ俺得な小説。え?神か??神なのか??? (2019年10月28日 22時) (レス) id: 94dd1e54ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空理/空論 x他1人 | 作成日時:2019年10月19日 19時

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