三十八話:江「ほら行くよ!案内宜しくね!」貴「よ、宜しくって……私分からないんですが」 ページ39
貴「な、何でしょう、か」
乱歩さんから離れつつ聞くが、彼は黙ったままじっと見つめてくる。
??本当になんなの?
首を傾げてみせるが、彼はやっぱり黙ったままだ。
江「君って未来が見えるんだってね!それじゃあ、僕と勝負しようはい決定!君も一緒に来てね!」
やっと口を開いたと思ったら、そんな事を言い放った。
貴「……え?勝負ですか?と言うか決定って、私やるとは言ってn「僕が遣るって云ったら遣るの、行くよ!」アッはい」
もう彼の中では勝負する事は決まっているらしい。私に拒否権は無いようだ。
江「国木田ー、彼女も一緒に連れて行くね」
国「えぇ、構いませんよ。頼りにしています、乱歩さん」
江「そうだよ、国木田!きみらは探偵社を名乗っておいてその実、猿ほどの推理力もありゃしない。皆、僕の能力『超推理』のお零れに与っているようなものだよ?」
……凄い事言うなこの人
しかし、彼を咎める人はおらず、それどころか
宮「凄いですよね『超推理』。使うと事件の真相が判っちゃう能力なんて」
国「探偵社、いえ全異能者の理想です」
なんて褒め称えている。
超推理ってそんなに凄い能力だったんだ……
そりゃ咎めないで褒め称えるよね。
うんうん、と納得していると急に左腕を引っ張られた。
江「ホラ行くよA!ぼーっとしてないでよね」
貴「は、はい。あの歩けます、自分で歩けますんで、手を離して下さい」
中「ま、待って下さい!」
あれ?敦君も一緒なんだ?
それを彼に聞くと、不思議そうな顔をしながら答えてくれた。
中「乱歩さん、列車の乗り方が判らないみたいで……本当なんですかね?」
貴「……名探偵のお茶目なジョークじゃないの?」
中「僕もそうだと思うんですけど……一応、付いて行きますね」
貴「うん、一緒に行こっか」
中「はい!」
へにゃりと嬉しそうに敦君は笑う。
……カワイッ( ´ρ`)
心の中で悶えていると、乱歩さんがこちらを振り向いた。
江「一寸、二人共遅いよ!速く速く!」
中・貴「はい!」
敦君と二人で駆け足で彼の元へ向かった。
三十九話:江「君、本当に未来が見えるの?次僕がどんな行動するか判る?」貴「えぇ……行動内容によりますかね」江「ふーん」→←三十七話:貴「賢治君、可愛い顔してとんでもないね……」
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ゆ - 終わり!?よければ続きを書いていただきたいです! (8月4日 16時) (レス) @page40 id: c79aedafe2 (このIDを非表示/違反報告)
アミィ(プロフ) - 続き楽しみです! (2022年11月20日 19時) (レス) @page40 id: c9eebc8f54 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - すごく面白いです! (2020年5月27日 15時) (レス) id: bb617ea598 (このIDを非表示/違反報告)
柊まふ(プロフ) - 面白いです!続きが気になります! (2019年6月25日 18時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
りぼん - 国木田さん大好きなんでオチ希望です! 続編全裸待機 (2019年5月5日 1時) (レス) id: b54d609d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮野 x他1人 | 作成日時:2017年2月16日 16時