一話 ページ2
任務が終わり、鼻歌を歌いながら首領の部屋の扉を開ける。
貴「首領、失礼しま「厭!A、助けて!!」うっぐぇ」
扉を開けたらエリス嬢が俺のお腹にコンニチハー!(要は飛び込んで来た)
……子供の体力って怖い、腹部に大打撃っすわ
貴「エ、エリス嬢……落ち着いて下さい。私は此処に居ますよ、ほら」
落ち着く様、彼女の背中を優しく叩くと少しは落ち着いた様で、俺の顔を見上げながら説明を始めた。
エ「聞いて、A!リンタロウったらまた新しいお洋服買ってきて、私に着せようとするのよ!しつこいの!!」
「ヘンタイ!何とかして!!」と息巻くエリス嬢
俺は全力で憐れみを込めた眼差しを首領に向けながら、彼の方へと歩く。
貴「首領……好い加減、学ばれては如何でしょう。エリス嬢がどれだけ厭がっているかを」
森「ちょ……!A君までそんな目しないで!其れに可愛い子には可愛い物を着せたいじゃない、ね?」
眉をハの字にしながらそう云う首領。
いや、同意を求められても困る
でも否定したら後が怖い
貴「あー……其れには同意しますが、厭がっているのなら潔く止めるべきです」
エ「何で同意するのよ!Aの莫迦!!」
そう云いながら俺の足を勢い良く踏むエリス嬢。
貴「い゙ったァ!?え、止める様云ったじゃないですか!」
エ「同意した時点で同罪よ、同罪!」
ふん!と顔を反らす彼女。
え、えぇー……
困惑しながらも報告書を首領に提出する。彼は「お疲れ様」と書類を受け取った。
……うん、普通にしてれば格好いいんだよなァ、普通にしてれば
貴「其れでは、私は此れで失礼致しますッと、え!?何ですかエリス嬢!?」
部屋を出ようとしたら、彼女に袖を引っ張られた。エリス嬢は勝ち誇った笑みで俺を見詰める。
エ「決めたわ!私、Aと買い物に行く!」
「「は!?」」
首領と俺の声が重なった。
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作者名:宮野 x他1人 | 作成日時:2017年2月10日 21時