陸に住まう人魚は (ページ8)

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Ⅷ.語彙力が低下するーーーページ8

『や〜め〜ろ〜』

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢それは無理ですね｣

ﾌﾛｲﾄﾞ｢めっちゃ手ぇプルプルしてんだけど、うける〜｣

『ごめん全くもってウケないかな(震え声)』

あーやばいそろそろダメだ、死んでしまう。

んーーやばい、これはやばたにえん

ｱｽﾞｰﾙ｢あと一息ですよ、ジェイド｣

『野次馬やめろ』

てか足が吊る、吊っちゃう。

濡れたくないなーーやだなーーー！！

『ほんと、ほんとにやめて…うぅ……死ぬ

主に足と腕が……』

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢此方に身を任せてくれば後は楽になれますよ｣

その言い方やめて、やだ。

だーーーーー語彙力が低下するーーー

『お願い、約束するからぁ……やめてよ…

おしゃべりしたげるからさぁ……』

ｱｽﾞｰﾙ｢ジェイド、どうせ嘘ですよ｣

おいうるせぇなだまれ…

すると急に右腕が痺れた

と、同時に上半身だけが水槽にドボンした、

ﾌﾛｲﾄﾞ｢え、俺腕触っただけなのに勝手に落ちるとかダサ〜｣

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢フロイド、よくやりました。｣

『いやよくやりましたじゃないんだが』

水槽から顔を出し喋りかける

下半身じゃなかっただけだいぶマシか…

『あー…濡れちった……はぁ……』

今はジェイドが手を離しているから

水槽の前でうつ伏せになる、

ｱｽﾞｰﾙ｢そんなに落ち込むものなんですか？｣

『僕とアンタを一緒にすんな…』

ﾌﾛｲﾄﾞ｢えー、俺どうせなら元の姿見てみてぇな〜｣

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢それは同意見ですね｣

ｱｽﾞｰﾙ｢不貞腐れているAを水槽に入れたらいいのでは？｣

ﾌﾛｲﾄﾞ｢お、いいじゃ〜ん、やろやろ〜｣

『一致団結すんな……』

僕はもう疲れた、死ぬ。

ほら…腕も真っ青……

人間の姿の方が全然綺麗……

てか今の状態って

下半身人間で上半身魚な訳よ

もうこれは人魚だよね、うん。

ﾚｳﾞｨ｢戻ってきたよー…ん…ってA？！｣

大丈夫？！と声を掛けてくるパパス

こーゆー時だけ親父ヅラやめろ……

『だいじょばない……一生恨む……』

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢おや、恨まれてしまいました…

これは困りましたねぇ｣

ﾌﾛｲﾄﾞ｢どんまぁいジェイド〜｣

ｱｽﾞｰﾙ｢僕は知りませんよ｣

ﾚｳﾞｨ｢…大体予想はついたよ

さ、君達水槽から出てきて薬飲んでね

この服勝手に取ってってね〜｣

おいその前に娘を助けろ娘を

ーーー

久々の更新になりました…

明日学校…課題終わんな…………ｳｯｯｯ