稀咲の思惑 ページ13
貯水庫に座る稀咲
その後ろからイザナが話しかける
黒川
「稀咲、替え玉を出頭させた
これでオマエが捕まることはない」
稀咲
「、、、オレが二人を一番知っている」
黒川
「、、、、、、」
稀咲
「人の上に立つ為に必要なのは
頭(ブレーン)じゃねぇ
容貌(かお)だ
マイキー、Aという容貌は
人の上に立つ志向の媒体
アイツらは今の東卍の奴らと一緒にいちゃダメだ
せっかくの才能が潰れちまう
だからオレが手を加えてやる必要があった」
黒川
「ふん、勝手な話だな」
稀咲
「その為に目障りなドラケンを殺す計画を立てた
ドラケンに恨みを持つキヨマサを使ってな
あと少しで殺せるってとこで邪魔が入った
花垣武道だ」
黒川
「たいした奴には見えなかったけどな」
稀咲
「、、、アイツのせいで
ドラケン殺害計画が失敗した
次に考えたのは芭流覇羅というチームを創り
マイキーかAをトップに据える計画
それを邪魔したのが場地圭介だった」
黒川
「、、、血のハロウィンの犠牲者か」
稀咲
「だから羽宮一虎を使い
場地を殺すように仕向けた」
黒川
「Aもオマエを邪魔してなかったか?」
稀咲
「、、、アイツは勘が鋭い
オレの計画に使えると思った」
黒川
「殺さなかったのはオレの為じゃなく
オマエの為か?」
稀咲
「オマエの為でもある
Aを殺したらオレを殺すだろ?」
黒川
「、、、分ってんなぁ」
Aは殺させない
殺すならオレがこの手で殺す
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作者名:帝 | 作成日時:2021年12月27日 17時