内通者 ページ27
その破片を真っ直ぐ稀咲に向けて
鋭く睨む
松野
「マイキーじゃねぇだろ、マイキー君とA君な?!
2人は総長なんだぞ!!
いくら隊長でもテメェはオレらとタメなんだ
調子こいてんじゃねぇぞ?!」
タケミチは見たことも無いほど
殺気立っている千冬に息を飲んだ
そのとき、スっと自分の喉に
ステーキナイフが当てられた
半間
「おいおい、内輪揉めはご法度だろ?」
僅かに顔を向けると、半間だった
半間
「テメェらが破んならオレも暴れちゃうぞ、コラ♡」
松野
「ちっ、、、」
千冬は舌打ちをして手を下ろした
松野
「オレらがテメェらと組むメリットは?」
稀咲
「黒龍の中に内通者がいる
時間を無駄にすんのは嫌いだ、ついてこい」
そうして着いて行った先には
本当に黒龍の内通者的な立ち位置の男がいた
モブ
「絶対バレないようにしてくれよな
バレたらオレの命ねぇからさ、、、」
稀咲
「大丈夫だ
ここにいるメンバーは絶対に口外しねぇ
それより分かったのか?」
そう言って稀咲はその男に金を渡した
モブ
「、、、ああ、総長の動きだろ?」
稀咲
「ああ、黒龍を潰すならまずは大寿を知りてぇ
一日の流れだ
何時にどこで何してるか
それでだいたいどんな奴かわかる
相手を知れば攻略も楽になるだろ?」
なるほど、、、
とタケミチはつい関心してしまった
モブ
「オレは総長の付き人だったから大抵のことはわかる
まず総長は、、、」
その瞬間、ガチャと扉が開いた
93人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:帝 | 作成日時:2021年12月19日 20時