心酔 ページ26
現代での龍宮寺堅は死刑囚になっていた
龍宮寺
「オレは自分のした事を後悔してねぇ
ここにいるのも当然の報いだ
東卍がこんなことになっちまったのも、、、
オレのせいだ
オレがアイツらを止められなかったから、、、」
花垣
「アイツら、、、?」
龍宮寺
「東卍か、、、
ガキの頃は良かったな、、、
ただチームでかくするって突っ走ってよ
喧嘩喧嘩で毎日が祭りみてぇで、、、
東卍はオレの全てだった
もう1回人生やり直しても、オレは同じ生き方を選ぶ」
面会室にいるドラケンの髪はなく、明るさもない
でもドラゴンの墨も口調も中身も
何もかもあの時のままだとタケミチは思った
龍宮寺
「けどよ、、、本当にもう一度人生やり直せるなら
一つだけやんなきゃいけねえことがある」
花垣
「?」
龍宮寺
「稀咲を殺す」
花垣
「!!??」
タケミチも直人も戦慄した
稀咲鉄太のこと?!
龍宮寺
「タケミチ、東京から離れろ
殺されかけたんだろ?
だからここを訪ねてきた
稀咲にとって人を殺すのは虫を殺すぐらいの事だ」
花垣
「ちょ、ちょっと待ってくださいっ!!
なんで?!
なんでオレが命を狙われるんですか?!」
面会室を去る寸前
ドラケンは振り向かずに答えた
龍宮寺
「、、、稀咲は双子に心酔してた
でもそれがいつの間にか憎悪に変わってた
稀咲は、、、双子の大事なもん全てを奪いたいんだよ」
83人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:帝 | 作成日時:2021年12月15日 21時