首領の女 １１

ご主人様 ページ30

A
『いや、だから一虎には関係』

ブチブチブチッ



















着ていたBURBERRYのシャツワンピースは
ボタンが引きちぎられ
ヒヤッとした風が肌に直接当たる



















A
『なっ！！』

羽宮
「うわっやっば、、、
キスマーク付け過ぎでしょこれ」

ガリッ



















肩に痛みがきて
思いっきり噛みつかれたことを理解する



















A
『いった』

羽宮
「アハッ、オマエやっぱ変わってないわww」

A
『？』

羽宮
「オレが噛むと
さっきまで暴れてたのが途端に大人しくなる」

A
『それは』

羽宮
「抵抗出来るわけないよなぁ？
抵抗したらもっと酷いことされるって
別れてもオマエの身体は覚えてんだよ」

A
『っ！！』

羽宮
「オレの躾の賜物だよなぁビッチちゃん♡」

A
『ちが』

羽宮
「飼い犬は主人が居ないと生きてけねーんだよ
こんな誰かも知らねーヤツにマーキングされまくって
優しい優しいご主人様が綺麗にしてやるから
ありがたぁく受け入れるよなぁ？」

A
『っ！！』

羽宮
「返事」

A
『、、、はい、ご主人様』



















恐怖で涙が溢れてくる
受け入れたくないのに身体が全く動かない

そうか、、、そうだ、、、
私はただのダメ犬なんだ、、、
ダメなのは私自身なんだ、、、

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