Avec la douleur vient le force.５ (ページ43)

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感謝と涙ページ43

月島
『えっ、、、私も？
一緒に気持ちよくなるの？
そもそも、気持ちいいものなの？』

大野
「そうだよ
前はそうじゃなかったかもしれない
それはAが同意してないし
向こうが勝手に動いてただけ
ただの独りよがり」

月島
『独り、よがり、、、』

大野
「そう、身勝手な行為」

月島
『前は、、、』

大野
「いいよ、前の話は
思い出したら辛いだけでしょ」

月島
『いいの、聞いて欲しい
前は、、、
前はね、最初、ただ怖くて
我慢してれば終わるし、痛かった
さとが言うように
全然、気持ちよくもなかった
だから途中で感情の糸がプツンって切れたの
そこからなにも感じなかったし
何されてたのかも
本当はよく分からなかったの
だから、私に本当のやり方を教えて
何も分かってないの』

大野
「、、、ありがとう、ごめんね」

月島
『さとが謝る事じゃないよ』

大野
「今、話してくれて
思い出しただけでも腹立つ
そんな甘いものじゃないのに
そんな雑に扱われるとね、イラッとする」

月島
『そんなに、なんだ、、、』

大野
「そうだよ！
大事なAの事傷付けて、許せる？
俺はあの時、あーしたけど
本当は翔くんや松潤みたいに殴りたかった
でもそれは俺の役目じゃないし
傷付いてるAの事、ほっとけなかった」

月島
『っ！！(´；ω；｀)』

大野
「あの時、助けを呼んでくれて
本当に良かったと思ってる
じゃないとずっとAが傷ついたままだった
だから感謝すらしてる」

月島
『感謝、、、？』

大野
「顔に殴られた跡があった
すぐ分かったよ
殴られたんだって
殴られても声を上げるのをやめなかった
そうでしょ？」

月島
『、、、うん
今、呼ばないと
もう、助からないって思ったから』

大野
「あんなのは正しくないしやっちゃいけない事
今から俺がやろうとしてるのはあんなのじゃない
比較にもならない」

月島
『っ、、、』

大野
「だからちゃんと知って
互いが同意して、互いに想いがあれば
ちゃんといいものだって分かるから」

月島
『、、、分かった』

大野
「決して怖いものじゃないから
優しくするし、嫌がる事はやらない」

月島
『、、、、、、(´；ω；｀)』

大野
「俺はAが好きだから」

月島
『うん、、、ありがとう』

大野
「でもまず、泣くのはやめよっか
さすがに泣いてる女は抱けないわ」

月島
『、、、ごめん』

大野
「いいよ、泣き止むまでこーして抱きしめててあげる」