幸せ ページ28
あっ、、、
もう結構な夜になっちゃってる
大野
ほんどだ、、、
夕飯食べた？
大野
いや、ニノが持ってきたものがそこに
あーぁ、、、
あれじゃ食べれないね
なにかある？冷蔵庫
ガラッ
なにもないじゃん！
お酒しかない！
大野
だって、、、
もう！なにか頼む？
大野
店閉まってるでしょ
それもそうか、、、
大野
コンビニ行く？
今から？
大野
お腹空いたんでしょ？
まぁ、、、
大野
なら行こう！
近くにあるから
大野side
気付いたら夜中の一時前になってた
お店も閉まってる時間だし
近くにコンビニがあるのを思い出し
軽く変装して出かけた
久しぶりに二人で歩いた
普通の会話
コンビニまでの短い道のり
普通のことなのに
一緒に歩いてることが
幸せだった
隣にAがいる
俺の名前を呼んで
面白くもない会話に笑う
あ〜、、、
幸せだ、、、
あっ、そうそう
このマンション
あれでしょ？
前、ここ引越したいな〜っ思って内見したとこ
覚えてたの？
大野
うん
覚えてるよ
Aのことなら全部覚えてる
いつ引っ越したの？
大野
10月末ぐらいかな〜
入院してる時か、、、
大野
あそこには思い出が多過ぎて
一人ではいられなかった
ふと前にAがここのマンションいいね
って言ってたの思い出して
見に行ったらたまたま一つだけ空いてて
即、契約した
それから住んでるよ
でもなんで上にしたの？
あそこ、一番高いとこじゃん
大野
そこしか空いてなかったから
でもあそこもいいでしょ
あそこ、このキーないと入れないし
そーなの？！
確か、何回か開けてもらったけど、、、
大野
そう、セキュリティ万全！
最高じゃん
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作者名：帝
| 作成日時：2020年5月30日 8時
