脱走 ページ17
5、4、3、2、1
今だ！ダッシュ！
陸上選手のようなスタートで変人二人の間を潜る
『じゃっ、私はこれで！おいでドラちゃん、ポチ』
「「わくあっ」」
『それでは！』
バシッ
、、あれ、首に違和感？
まとわりつく冷たい感触が爬虫類を連想させる
「ん、どうしたの？A♥」
『ヒソカさん！？私全力で走ったんですけど？つか体温低すぎません！？死んでません？』
私の首を腕で完全ホールドするピエロと、それを無機質に見つめる針男。完全なる不審者集団だけど大丈夫これ
細身の腕から逃れようと暴れるが、びくともしない。下手したら首抜けそう
「ｸｸｸ、ボクから逃げられるとでも？」
『あなたつい数時間前知らない土地で戸惑う悲劇の少女置いてきましたよね！？』
「それとこれは別だろ♠」
それとこれが別だったらじゃあ何が同じなんだ！
なんかゲシュタルト崩壊してきたわ
『ポチ、ヒソカさんの腕狙って！』
「くあー？」
『ボヂｨｨｲ！！！！』
「だって名付け親だもの♦」
はい、このまま連行するよ？と私の顔を覗きこむヒソカさん。
やめろ顔を近付けるな
このピエロ目潰ししてやろか
「ねえ、ここら辺暑いんだけど？いちゃつかないでくれる？」
殺意と葛藤していると、ギタラクルさんが迷惑そうに顔をしかめる
よく言った！ギタラクルさん出来る男
『だそうです。離れましょう』
「ええー、だってA逃げそうなんだもん♣」
『逃げません。神に誓って、アーメン』
じゃ、解放ね？とヒソカさんが私を離した瞬間
『はっはっはー』
私はドラちゃんを抱えてポチの足に掴まりその場を飛び去る
ポチ、万能だわ
「あー、全く♠」
金色の目を呆れたように細めるヒソカさん
『すぐ戻りますから！』
ギタラクルさんがいなくなったらだけど
上空からは沢山の受験者が見える。ん、レンガ造りの階段なんかあるんだ
いい場所が見つかるかもしれないな
私は会場の中を探索することにした。
¯￣￣￣
「ヒソカ、あの女のどこが気に入ったの？」
「操作、具現化、無意識にだろうけど完璧に使っている♣」
「でもさあ、本人があれじゃ意味無くない？」
『聞こえてっからなおい！』
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shela(プロフ) - さん» 教えてくださってありがとうございます〜！ (2022年8月13日 21時) (
レス) id: 9d22579331 (このIDを非表示/違反報告)
- ページ37の勘違い、事業説明してます… (2022年4月29日 11時) (レス) @page37 id: a8792a9d0d (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - momoさん» コメントありがとうございます！とりあえずヒソカのリクエストがあったのでヒソカオチは必ず書きます。リクエストがあったキャラは全員分岐として書いていく予定です！後は続編で登場するルイスぺトロと私が書きたいキャラ達も入れます！あやふやでごめんなさいm(_ _)m (2019年2月16日 22時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 落ちは誰ですか？ (2019年2月16日 21時) (レス) id: 3eab5fcd02 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - アルテミスさん» 読んでいただき、さらにコメントまでありがとうございます( T∀T) 私なんかの作品で笑っていただけるなんて嬉しいです！嬉しさのあまり現在進行形で三点倒立しております！更新、頑張りますねっ(*≧ω≦) (2018年6月18日 22時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shela | 作成日時：2018年6月11日 19時
