第8話 ページ8
貴「…本当に助かる。液体が抽出できたら星羅に電話をかけておいて。分析はできるように話は通しておくわ」
星羅は警察学校時代から科学や物理などの理系の知識がずば抜けて高かった
鑑識にスカウトされたのもそれが原因だ
そして、そんな彼女は今、鑑識でありながら少々特殊な立場だ
米花町は事件が起こりすぎるせいで科捜研も常に忙しい
正直、事件が起き過ぎているせいで人が足りないのだ
警察の資格に加えて科捜研には高い専門性が求められる
更に、米花町のように次々事件が起きる町ともなれば新人を育成している暇がない
そのため、警視庁の科捜研は皆ベテランの凄腕だ
しかし、そんな凄腕でも捜査に時間はかかることはある
そこで、科捜研の上層部は星羅を即戦力として目をつけ、科捜研の試験を受させたところ、合格したらしい
そのまま科捜研に行くことになるかと思いきや、鑑識も鑑識とて貴重な人材であることに間違いはなく、彼女は鑑識の立場ありながら科捜研が扱うシステムなどの扱いを許可され、鑑識でありながら科捜研も兼任するような状態になった
このような特殊な立場があるのは事件が蔓延する米花町があるこの東都くらいだろう
星羅はこの立場を利用して私の様々な頼みを聞いてくれる
ベルモットの筆跡鑑定ができたのも、彼女のその立場があってこそだ
萩「りょーかい」
貴「じゃあ、ヒロ。私たちは仕事に行くわよ。凪音は用意していた工具を2人に渡してちょうだい。それと、2人から何か言われたらサポートに回ってちょうだい」
春「はい。承知しました」
貴「じゃあ、よろしくね」
そして私と景光はシェルターを後にした
私と景光は出庁し、プラーミャに関しての資料を纏め、上に提出する
上「一晩でこれだけの情報量とは流石だな」
貴「ありがとうございます」
上「これには目を通しておく。引き続きプラーミャの動向を探れ」
貴「承知しました」
私が上司の部屋を後にすると景光が声をかけてきた
桜「月姫、お疲れ様。待っていたぞ」
貴「何かわかった？」
私が資料をまとめ、上司と話している間に焼死した人物の情報を集めようと、景光にはあの道付近に設置されている警視庁と桜田門駅の防犯カメラの映像を当たってもらっていた
桜「ああ。被害者の名前はオレグ・ラブレンチエフ。ロシア人の男性。数週間前に日本への入国履歴があった。家族構成は両親と妹が1人。松田にも確認をとったけど、3年前のあの現場に居合わせており、捕えられていたらしい」
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カルーア - 更新待ってます、頑張ってください! (2023年4月22日 14時) (
レス) @page27 id: 4be5c8096e (このIDを非表示/違反報告)
氷桜(プロフ) - 星空ブリキさん» こんばんは！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようで嬉しいです！引き続き当作をよろしくお願いいたします…！ (2023年2月26日 20時) (レス) id: 09a5bf80c4 (このIDを非表示/違反報告)
氷桜(プロフ) - アオちゃんさん» こんばんは！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようで嬉しいです！引き続き当作をよろしくお願いいたします…！ (2023年2月26日 20時) (レス) id: 09a5bf80c4 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - ハロ嫁だぁああ! 大好きシリーズのハロ嫁見れてめちゃくちゃ嬉しいです! 更新待ってます! (2023年2月19日 17時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
アオちゃん(プロフ) - こんばんは！いきなりのメッセージ（？）すみませんとても面白かったです！ニヤニヤが止まらくて気づいたらもう読み終わってました( ˙³˙ )番外編であるハロウィンの花嫁の続き楽しみに待ってます！ (2023年2月15日 20時) (レス) id: a5ab7eb0d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷桜 | 作成日時：2023年2月11日 14時
