第1話 ページ1
本日、渋谷ヒカリエのチャペルにて、盛大な結婚式が執り行われていた
そのカップルとは…
光「いつかこんな日が来るとは思ってましたけど」
歩「ついにやったね!高木刑事」
元「でもよ、えらい急に決まったよな」
コ「…」
そう、高木さんと美和子の結婚式である
真っ白なウエディングドレスに身を包んだ美和子はとても綺麗だ
松「ふぁ〜」
貴「ちょっと陣平欠伸していないの」
萩「美和子ちゃん綺麗だな〜」
伊「高木のやつは緊張でカチコチだけどな」
航たちもははっと笑う
バージンロードを歩く美和子に拍手をしながらも思わず見惚れてしまう
貴(いつか、私もあんな綺麗なドレスを着て、バージンロードを歩くのかな…。お父さんはいないから優作さんに一緒に歩いてもらったり…。まあ、そんな相手、今のところいないけど、やっぱり憧れる…)
松「……」
ウエディングドレスはやはり女の子にとっては誰しも憧れではないだろうか
貴(まあ、本当の式じゃないんだけどね…)
今回は元刑事の村中さんに脅迫状が届いたための警備体制を見るための予行練習
私に加勢されると訓練にならなくなる可能性があるため事前に話を聞いていたのだ
本当は他に仕事もあったのだが、そちらは零が引き受けてくれたし、万が一に備えて景光もそばに待機させている
嘘の式だが、美和子の花嫁姿は見たかったのだ
仕方ない
そして、式は恙無く進行し、誓いの言葉を交わす時が来た
美和子が誓いの言葉に返事をしようとすると共に式場の扉が大きな音を立てて開かれる
そこにいたのは刀を構えた4人ほどの男性だった
双方激しくぶつかるが、1課の刑事の皆さんの努力も虚しく、高木さんはペイント弾の的になってしまった
貴(まあ、あんなに詰め詰めだったらね…。重要なのは相手の身柄の確保。あれじゃ味方同士潰しあって、確保なんて無理だわ…)
何も聞かされていなかった歩美ちゃんたちは事情を目暮さんから聞き、心底残念がっていた
そんなことを思っていると美和子の顔色が悪いことに気づく
貴「美和子、どうかした?大丈夫?顔色が悪いけど…」
コ「どうしたの?佐藤刑事」
新一も美和子の異常に気がついたのかこちらにやってきた
佐「Aさん、コナンくん…なんでもないわ。…って言っても、すぐ見抜いちゃうか。さっき、高木くんが倒れた時、またあれが見えたのよ」
コ「アレって?」
佐「高木くんを連れていこうとする、死神が…」
そうして暗い表情で美和子は高木さんを見やった
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カルーア - 更新待ってます、頑張ってください! (2023年4月22日 14時) (レス) @page27 id: 4be5c8096e (このIDを非表示/違反報告)
氷桜(プロフ) - 星空ブリキさん» こんばんは!コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようで嬉しいです!引き続き当作をよろしくお願いいたします…! (2023年2月26日 20時) (レス) id: 09a5bf80c4 (このIDを非表示/違反報告)
氷桜(プロフ) - アオちゃんさん» こんばんは!コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようで嬉しいです!引き続き当作をよろしくお願いいたします…! (2023年2月26日 20時) (レス) id: 09a5bf80c4 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - ハロ嫁だぁああ! 大好きシリーズのハロ嫁見れてめちゃくちゃ嬉しいです! 更新待ってます! (2023年2月19日 17時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
アオちゃん(プロフ) - こんばんは!いきなりのメッセージ(?)すみませんとても面白かったです!ニヤニヤが止まらくて気づいたらもう読み終わってました( ˙³˙ )番外編であるハロウィンの花嫁の続き楽しみに待ってます! (2023年2月15日 20時) (レス) id: a5ab7eb0d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷桜 | 作成日時:2023年2月11日 14時