任務達成 ページ33
ｺﾝｺﾝ
「失礼します」
ｶﾞﾗｯ
野「どうした大鳳、忘れ物か？」
「いえ、任務が終わったので報告をと思い………」
野「は！？もう！？大鳳、城間違えてないか？」
「いや、あってると思いますけど」
野「大空蜘蛛竜胆城だぞ？五つ山を越えた地蜘蛛山の」
「はい。だから、
を越えた地蜘蛛山の大空蜘蛛竜胆城でしょう？」
野「あ、あぁ」
「兵の数は三万人、重臣が十人で、城主は空元竜吾、男です。
大砲や鉄砲が多くありました。
地蜘蛛山は斜面がキツく、日光が入りにくい地形になっていて、
その地形を理解し、活かして攻撃してくる忍者隊が所属していました。
山中には罠が多く仕掛けられていて、情報が手には入りにくかったのは、
山の地形が関係していると思われます。
行っていたことは、人身売買に加え、
城主の側室探しのために城下の娘が連れ去られる、
人手不足のために無理矢理城に仕えさせらるなど、
まさに極悪非道でした。」
野「たった一日でこれほどとは………
忍びに向いていると思っていたが、まさかこれほどとはな
報告ご苦労だった」
あ、落城させたこと言ってない
ついでに密書のことも
「先生、先生に落城させても良いと言われておりましたので、
大空蜘蛛竜胆城を落城させてきました。
これ密書です」
野「はぁぁぁぁぁぁぁ！？
落城！？二年生で！？あの大空蜘蛛竜胆城を！？
しかも密書！？」
「はい、密書には大空蜘蛛竜胆城の事や他の城の忍びのことなどが
書いてあったので、結構良い資料になると思いますよ？」
野「落城のことは冗談のつもりだったのだが」
「冗談だったとしても、あの城が強くなったら厄介ですし、
潰しておくことに損はないかと
それでは、失礼します」
私は職員室の障子をあけて、自室に帰って
ゆっくり休めると思っ“てた“
野「待て！大鳳」
「何ですか、早く休みたいんですけど」
野「お前………………………
進級しないか？」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
特待生になったと思ったら………………
また一波乱の予感がするぅぅ
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明糸Ra(プロフ) - ゆきどん。＠卍教教祖さん» ありがとうございます!更新頑張ります。アンケートに是非投票してくださいね!話を読み進めていくと実は主人公の大鳳さん、ある人とつながりが……。更新楽しみにしててくださいね！ (2020年5月9日 23時) (
レス) id: f02d14a25c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきどん。＠卍教教祖(プロフ) - 投稿お疲れ様です！とても面白いです！続き待ってます！ (2020年5月8日 10時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍芽前 明咲飛 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Asira_26
作成日時：2019年10月1日 20時
