マズい ページ23
“さすが三年い組“
とでも言っておこうか。だが、今この状況で私の本当の姿がばれるのは非常にマズい
「そうなんですね、でも、人って十人十色と言うではないですか。なにから話し始めるかなんて
人それぞれでしょう？」
伊「確かに、君の言い分にも一理ある。でも、君の話し方や言葉遣いは随分と大人びている。」
「よく大人っぽいって言われますね、ハハハハ」
伊「それだけじゃない。君がこの部屋の前に来たときに
数馬の声を聞いているし、実際に帰って行く数馬をみた。
そのときの数馬も君も無傷だった。数馬は不運だからよく四年の綾部喜八郎先輩の落とし穴に
落ちるんだ。編入生の君は落とし穴があるかどうかなんて分からないはずなのに
二人とも無傷だった。」
「昔っから日常的な運は強いみたいなんですよ。それに、俺と別れた後、
三反田先輩落とし穴落ちてましたけど」
伊「更に、二年生の水無月という中途半端な時期に編入。
不審すぎると思いやしないか?」
「それはいろいろあるじゃないですか。忍者になりたいと思ってたけど、どこで学べば
良いのか分からなくて、偶然忍術学園を知って入学したのが11歳の水無月だったとか」
伊「僕は腐っても忍者の卵
“忍たま“
なんだ。忍術学園に笑顔を取り戻す案は見事だと思った。
あまり後輩を疑うのは好きじゃないし、いい事じゃないと分かってる。
でも、自分のことを話そうともしない、さっきの君が不審だって言う件の返しも曖昧だった
そんな人に忍術学園の将来を任せられない。
ねぇ大鳳君
君はいったい
何者なの─────────────────」
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明糸Ra(プロフ) - ゆきどん。＠卍教教祖さん» ありがとうございます!更新頑張ります。アンケートに是非投票してくださいね!話を読み進めていくと実は主人公の大鳳さん、ある人とつながりが……。更新楽しみにしててくださいね！ (2020年5月9日 23時) (
レス) id: f02d14a25c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきどん。＠卍教教祖(プロフ) - 投稿お疲れ様です！とても面白いです！続き待ってます！ (2020年5月8日 10時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍芽前 明咲飛 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Asira_26
作成日時：2019年10月1日 20時
