望んでいることは ページ22
「貴方が所属する生物委員会の委員長代理 竹谷八左右衛門先輩が生物小屋を
天女の指示で焼き、数多の生き物を殺してしまった事実は覆りません。
だけどっ････竹谷先輩だって、貴方と同じく、その生き物達を大事に、愛を持って育ててきた。
そうじゃないんですか!?今、竹谷先輩は引きこもり、貴方は精神を病み、学園に笑顔がない。
この生物委員会の状態を、学園の状態を、殺された生き物達が望んでいるとでも!?
生き物達からすれば、殺されるときの一瞬より、貴方達生物委員会の皆から愛を受けて育った
時間の方が長くて濃厚だったはずだ!」
伊「あ････ﾎﾟﾛｯあ････ﾎﾟﾛｯみ、んなっｸﾞｽｯそ、うだよなっﾋｯｸｯそうだよなぁっ」
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伊「御免、取り乱して」
「いえ、誰だってこんなことがあったら取り乱しますよ。お気になさらず」
伊「それで、天女についてだっけ？」
「はい、まぁ今の時点だと聞きたいと言うよりは協力していただきたい何ですけれども」
伊「天女のことについては知っているの？」
「どこまであっているかは分かりませんが、俺の部屋が六年長屋の奥の部屋で天女の日記を
拝見したり、一年生、左近、三反田先輩にお話しを伺いましたので、ざっくりは知っています。
上級生と下級生の間に亀裂ができたとか、その中でも生物委員会が一番深刻だとか」
伊「結構知っているんだね」
「後、この年に来た六人の天女は三年生が一人ずつ殺したと三反田先輩から伺ったのですが」
伊「あぁ、そうだよ。最後の六人目、生物小屋を焼けと命令した天女は僕が殺した。」
「そうなんですね」
伊「そういえば自己紹介、まだだったね僕は
三年い組 伊賀崎孫平 生物委員会所属
こっちは毒蛇のジュンコ ジ「ｼｬｰｯ」生物小屋が焼かれたとき生き残っていた数少ない仲間」
「俺は二年生 大鳳咲紅弥です。よろしくお願いします」
伊「よろしく。大鳳の案には賛成するよ、忍術学園を笑顔たっぷりにしてみせる」
「ありがとうございます。味方がいると心強いです。」
伊「ところでさぁ
君のことも教えてくれない？」
「････え？････」
伊「ごめん、でもちょっと不公平だと思ってさ。
僕らは君に天女の事やそこであったことも全部話した。でも君は
自分の話をしてこない。不思議に思ったんだ。
普通、11歳なんてものは天女より自分の身の上話からするもんだよ」
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明糸Ra(プロフ) - ゆきどん。＠卍教教祖さん» ありがとうございます!更新頑張ります。アンケートに是非投票してくださいね!話を読み進めていくと実は主人公の大鳳さん、ある人とつながりが……。更新楽しみにしててくださいね！ (2020年5月9日 23時) (
レス) id: f02d14a25c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきどん。＠卍教教祖(プロフ) - 投稿お疲れ様です！とても面白いです！続き待ってます！ (2020年5月8日 10時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍芽前 明咲飛 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Asira_26
作成日時：2019年10月1日 20時
