前世くの一のチートは戦国へトリップ!?【忍たま】

1年生 ページ13

｢初めまして、俺は2年生に編入することになった大鳳咲紅弥。よろしく頼むよ。君らは1年生？｣

すると、1人のなかから、しっかりした子が前に出てきた。

？｢はい、僕たちは1年は組です。｣

は組か、確かい、ろ、は組に別れているんだったっけな

｢そうなのか。俺はまだ何組にはいるか決まってないんだ。取り敢えず1人ずつ自己紹介をしてくれないか？｣

？｢猪名寺乱太郎です。｣

？｢摂津のきり丸です。｣

？｢福富しんべヱです。｣

？｢黒木庄左ヱ門です。」

？｢ニ郭(ﾆﾉｸﾙﾜ)伊助です。｣

？｢山村喜三太です。｣

？｢皆本金吾です。｣

？｢加藤団蔵です。｣

？｢佐武虎若です。｣

？｢笹山兵太夫です。｣

？｢夢前(ﾕﾒｻｷ)三治郎です。｣

皆｢皆合わせて1年は組でーす！｣

｢元気が良いな。改めてよろしく｣


私はお盆を下げ、自室へと向かった。

忍服と一緒に貰った忍たまの友を見ていると、私の部屋に近づいてくる気配があった。

6年生か？
いや、もっといる。11人？気配を消そうと頑張っているようだが、まだまだだな。

11人････1年は組？

考えていると、私の部屋の前で11人の気配が止まり

黒｢失礼します。大鳳先輩いらっしゃいますか｣
と庄左ヱ門の声がした。

｢あぁいるよ。入っておいで｣

すると、襖が勢いよく開き、さっき食堂で会った1年は組の人達が入ってきた。

黒｢大鳳先輩はまだここになれていないと思うので、案内しようかと思いまして｣

なんと優しい子達なんだ！しかし、私は学園長先生からこの学園のつくりを教えてもらっているので、その必要はないのだ。
だが、この子達と話してみたい。

天女の事も聞けそうだしな。

｢その必要はないが、この学園を知るために君たちと話がしたい。1年長屋に連れていってくれるか？｣

そう言うと皆は元気よく返事をして私の手を引いて1年長屋まで連れていった。

何故態々1年長屋に行ったかというと、6年長屋だと天女の件もあって居づらいと思ったからだ。

黒｢他の1年もご紹介しますね！ここは1年い組の長屋です。｣

コンコン

？｢なんだよアホのは組が何か用か？｣

笹｢違うよ伝七。2年生に編入することになった先輩に1年長屋を案内しているんだよ。自己紹介して。｣

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