JN side ページ4
『で、お話というのは?』
20畳はありそうな広めの会議室に、
僕達7人、向かいにA一人で座った。
多勢に無勢で申し訳ないと思ったけど、
ビビるどころか、ノートパソコンを見つめながら足をぶらぶらしている。
JK「僕達は出て行きたくないですし、まずはお茶とお茶菓子がほしいです」
NJ「ジョングク、ちょっと黙ってなさい」
TH「コーラはありますかぁ?」
NJ「テヒョンも」
だめだ。うちの子たちは自由奔放だから、
ハンサムな僕がしっかりしないと前に進まない。
JN「僕達いまいち状況が分かっていないんです、まず現状から説明していただいても良いですか?」
みんながコクコクとうなずく。
Aが、ノートパソコンから顔を上げて、
僕を見つめた。
『完結に申し上げますね。
お宅の社長から、セキュリティ面と交通の便を考えて、ここをアイドルの寄宿舎にしたいという申し出がありました。
私は、居住者を女性に限定するという項目を盛り込んだ契約書に捺印していただいた上で、ここを寄宿舎にすることに了承しました。
私、しばらく海外に行ってしまってたので、誰が入居したのか分からなかったんですよね。
で、先日戻ってきたら、エレベーターでそこの野郎…いえ、そこの男性に出くわしまして…』
今、野郎っていった。
絶対野郎って言ったよ。
てゆうか、
JN「テヒョンー?」
Aの視線の先には、説明の意味を何一つとして理解してないであろう顔をしているテヒョンがいた。
TH「あー!あの時の!俺達しか住んでないと思ってたからびっくりしたんだよねー」
JM「お前…まさか変なことしてないだろうね」
TH「俺、ちゃんとしっかり丁寧に挨拶しました!ね?」
『気持ちよくしてやるだの天国へ連れてくだの、随分とご丁寧にご挨拶していただきまして』
HS「お前のせいじゃないかッ!」
JM「やれ、ジョングク」
JK「うらうらうら…!」
わぁ、ジャイアントスイング!!
『まぁ…それで、契約違反が発覚したわけです』
JN「でも、さすがに男だからって理由で退去ってゆうのは…」
JK「そうだそうだ!」
JM「差別だー!!」
『えー、差別じゃないですよぅ』
子供みたいに唇を尖らせて、むくれたように話すAは正直めちゃくちゃ可愛かった。
ああ、ナムジュナも固まってる。
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ｵｻﾅｲ(プロフ) - ううさん» うう様、とっても嬉しいコメントありがとうございます♡ARMYじゃなくても読んでくださったんですね! (2022年11月23日 12時) (
レス) id: 2a01e4e00e (このIDを非表示/違反報告)
うう - ARMYではないのですが最高でした🥰 (2022年11月19日 23時) (レス) id: 9b3b28867b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - まるさん» まる様、嬉しい感想ありがとうございますー(*´｀*) (2022年5月6日 16時) (レス) id: 8d98d51d6c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - すごく面白いです！言葉のチョイスが最高です！ (2022年5月1日 12時) (レス) @page28 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - もとのさん» ありがとうございますー!ダラダラ続いてしまってマンネリ気味ですが、最後までお楽しみいただけるように頑張ります^_^ (2022年4月17日 23時) (レス) id: ed8940f9ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2022年2月8日 18時
