最強の料理人 ページ45
『あらあら、城一郎さん。もう終わりですか?』
城一郎「くそっ…」
幸平「親父が膝をついた…」
田所「流石Aさん!」
えりな「…(とても、美味しい。お二人の料理はとても美味しい。心が休まる。特に、Aさんの料理は。
優しい森の中でふかふかの草原の上で丁度いいぐらいの太陽の光を浴びながら、風が吹き色とりどの花々が揺れているよう…)」
城一郎「次だ!今度こそお前のその笑顔を歪めてやる!!」
『次が最後ですよ?メニューは…スープにしましょう。そして、寝ましょう。眠いです』
城一郎「上等だぁ!今度こそ勝つ!!!!」
幸平「燃えてんなぁ、親父」
『…(貴方に暗い顔は似合いませんよ、城一郎さん。貴方は…笑って目をキラキラさせて、子供のように楽しく料理を作る方が似合いますよ。私は…料理中の貴方の表情が何より好きですから)』
えりな「………Aさんの勝ち」
城一郎「クソォォォ!!!!」
幸平「親父、悔しいからって床叩くなよ…」
『全勝!…でも、やっぱり城一郎さん相手に手は抜けないですね。手、抜いたら負けちゃいますよ』
城一郎「当たり前だ。お前との料理対決で誰が手を抜かせるか。無論俺も抜かねぇけどな」
田所「Aさんと創真君のお父さん、仲良いね!」
幸平「だな!」
50人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Iuna | 作成日時:2017年9月23日 10時