最強の料理人 ページ44
城一郎「やっぱり、Aはすげぇわ」
創真「何がすごいんだ?」
城一郎「あんなに不安がっていたのを意図も簡単に取り除いた」
確かにAに言われてから薙切の表情が変わった気が…
城一郎「あいつも昔は結構言われてきたんだよ。Aの料理を食べた奴は審査員全員がAに票を入れた。一時八百長とか言われたが…Aはそれを全て料理でねじ伏せた」
創真「マジで…?」
城一郎「大マジだ。逆に言えば片っ端から料理でねじ伏せていった。あいつが最強の料理人と言われるのには、色々と意味があるんだよ。
食材を操るもの、調理場の舞姫…その異名はまぁ、Aの料理をする姿のことを表す。けど、最強の料理人ってのは…誰もあいつには勝てねぇことから付いてんだよ」
創真「誰にも、負けない…」
城一郎「あぁ。変幻自在の料理に多種多様の味と見た目…。ある有名人はAのことをこう言った。
食材や調理に愛されし子
正しく
料理をする為に生まれし子
ってな」
創真「料理をする為に生まれし子…それがA…」
城一郎「あぁ、だからアイツは…やべぇ奴を怒らせ、敵に回したんだよ」
俺はまたAの凄さを見ることなる
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作者名:Iuna | 作成日時:2017年9月23日 10時