優しい不良君たち ページ22
と、言うことで美鷹高校にやって来ました!
『あら?まだ授業中なのね……あ、つーちゃんが言ってた生徒会の特権?』
優「そうだよ〜」
『いいわねぇ〜。私一度目もいいから授業をサボってみたかった…』
瞳「普通はサボるものではないはずなのに…」
『あ、今更だけど、敬語とかいらないからね?硬っ苦しいの嫌いなのよね〜。けどまぁ、礼儀を知らない子は容赦しないけど!』
奏「怖いねぇ〜お嬢さんは」
『その、お嬢さんってやめてよね!もう、お嬢さんって歳でもないし!名前で呼んでよ!』
奏「了解〜」
陽「ほら、生徒会室に付いたよ」
『ありがとう』
ガチャ
優「スバル君ただいまー!」
瞳「昴、ただいま」
昴「おかえり…んっ?……A、か?久しぶりだな」
『お久しぶり〜スー君。つーちゃんは元気?あ、やっぱりいいや。それよりちゃんと食べてるの?体調管理は大切だよ?』
昴「会う度にそればっかだな。まぁ、Aの料理ならきちんと食べるかもな」
『おぉお、そう言いますか……なら、久しぶりに頑張って作ろうかなぁ?』
陽「作るの?」
『えぇ!と、言いたいところだけど、調理場がないのよねぇ〜……あ、そうだ!遠月学園に行きましょ!あそこなら色々な調理道具があるわ!』
瞳「えっ?急に行っても大丈夫なの?」
『あら?私は遠月の伝説の人なのよ?料理人なら私には逆らえないわ。だって、薙切仙左衛門さんも私には逆らえないのだから』
奏「怖いねぇ〜」
『あら?事実よ?遠月学園の人は嫌でも知ることになるのよ?私の強さを……それに、今まで私は遠月で本気を出したことがないしね!
弟やつーちゃんぐらいにしか私の本気の料理を食べたことないもの。』
優「じゃあ、スバル君は食べた事あるの?」
昴「さぁな。Aの本気は本人しか分からないからな」
『ふふ、本気よ?だって、つーちゃんとつーちゃんの息子さんに食べてもらうんですもの、本気の料理を出さないとバレてしまうわ』
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作者名:Iuna | 作成日時:2017年9月23日 10時