優しい不良君たち ページ21
綾「に、２４歳！！見えねぇ」
『あら、ありがとう』
陽「皐月、A………あぁもしかして、伝説の料理人皐月Aさんですか？」
『伝説かは知らないけど、料理人よ？』
瞳「陽平、何か知ってるの？」
陽「皐月A。遠月茶寮料理學園、通称遠月学園の卒業者だよ。遠月は毎年卒業する人数は最初で遠月十傑評議会のメンバー以外はほとんど卒業できずに退学、って言うのが有名だね」
奏「それで？お嬢さんの伝説はなんなのよ〜」
陽「さっき言った、遠月十傑評議会って言うのがあってね？それは遠月学園で最も料理が上手い人１０人が君臨する場所なんだよ。
遠月学園の総帥である薙切仙左衛門の舌を唸らせて尚且つ審査員の厳しい評価をクリアしないと遠月十傑評議会のメンバーにはなれないんだよ。
だから、遠月十傑評議会の第一席にいる人は学園で、最も料理が上手い人なんだよ。
そして、俺たちの目の前にいる人は中学３年という速さで遠月のトップに居たんだよ。
卒業するまでずっとね。彼女の料理を一度でも口にすると病みつきになるらしいよ？
そして、遠月学園には食戟って言うのがあって審査員３人を呼び料理対決をするって言うのがあるだけど……彼女は卒業するまでずっと異例の審査員が彼女に票を入れるっと言うことがあったんだよ。
これが彼女の伝説。
いろんな国のお偉いさんに料理の依頼が来ていて今はかなり先まで予約が埋まってるみたいだよ？」
『あら、詳しいのね！』
陽「俺も一度でもいいから食べてみたいぐらい評価が高いんだよね」
瞳「それより場所を変えましょ？立ったままは辛いでしょうし、昴がそろそろ起こるわ」
『ねぇ、華月さん。昴って、暁昴のこと？』
瞳「え、えぇ。そうですよ？」
『まぁ！なら、今から私は美鷹高校に向かうは！久しぶりに ” つーちゃん ” と ” スー君 ” に会いたいもの！ 』
優「つーちゃん？スー君？誰？」
『ん？ふふ、最強親子よ』
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作者名：Iuna
| 作成日時：2017年9月23日 10時
