2話 ページ3
襲撃された日の夜。
私は和泉守と愛染と一緒に離れに避難していた。
離れには一様の食料が置いてある。
数日は持つ、と考えてる。
何より今は食欲が無い。
愛染「主さん、少しでも入れた方がいいぞ？
俺たちは本来食わねーし」
和泉守「そうだぜ、主。
其れに此れからどうなるかも分かんねーんだ。
或る時に食べた方がいい」
『…ごめん、食欲、ない…』
頭から離れない。
嗅ぎ慣れない血の匂い。
刃物が何かを切り裂く音。
何もかもが初めてで…余計に頭にこびり付く。
『皆は…何時もこんな中、戦うんだね…。
終わりの見えない、此の戦いに…。
本来の姿じゃ無くて…わざわざ人の姿になって…』
愛染「主さん…」
和泉守「…慥かに、此の戦いは終わりが見えねぇ。
けど、俺たちが使うのは自分自身だ。
他人より使い方がわかる。
何より…人の姿なら今日みたいな事が起きても、守るべき主人は守れる。
俺たち刀剣男子の中には、主を守れなかった奴も居る」
和泉守は私の目を見て、真剣な顔で、声で云う。
皆とは、こんな話をした事が無かった。
だから、実感する。
彼らの本来の形と過去を。
私なんかより、辛く悲しい過去を。
愛染「主さん。
主さんが謝るのは、終わりだ！
今からは、主さんの為に戦った皆に云ってやってくれ。
笑顔で、有難うって」
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躪 - 大丈夫です。ありがとうございます！ (2019年6月8日 7時) (
レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - 躪さん» ありがとうございます！リクエストの方は、明日ぐらいに公開しようと思っています。リクエストの時より、だいぶ変わってしまいました。申し訳ございません。 (2019年6月8日 0時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
躪 - 完結おめでとうございます！リクエストの件はどうなりましたか？ (2019年6月7日 22時) (レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - Asterisk《あすたりすく》さん» ありがと〜！！(≧▽≦) (2019年6月7日 18時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
Asterisk《あすたりすく》(プロフ) - 完結おめでとう〜！ (2019年6月7日 18時) (レス) id: 13131826f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Iuna
| 作成日時：2019年5月17日 21時
