百三話 ページ4
A side
体育祭が終了して、中也さんの車で家に帰った。そしたら、中也さんが夕食の前にお風呂に入って来い、と行ったのでお風呂に入った。
敦さんは一階の、私は二階のお風呂を使っている。
『はぁ、疲れた…。久々だな、こんなに躰を動かしたのは…』
最近の私は戦闘より、指示役に徹していた。だから、異能力を使う機会が全然なかった。
『…先刻の試合、もっと簡単に勝つ方法が合った筈…なのに、結構ギリギリ迄詰められた…。もっと、強くならなきゃ…』
何に対して、強さを求めているのかは分からない。人を助けたいから？人を殺めたいから？どれも違う。私は…
『私は、守る為の力を付ける…。此処は…私が生まれ、生活していた世界とは全く違う世界なんだから…やりたい事をやっても良いよね？』
私の問いに誰も返さない。けど、其れが解だ。
答えのない問に解が返ってくる筈がない。答えがない、だから、自由なんだ。
『……此世界に来て、良かったのかもしれない…。視野が広がった』
私は湯船から出て、タオルで躰を拭き、髪を乾かした。そして…私の人生一番と言っていいほどの失敗、後悔の痕を見るのだった。
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ロリコン - あたしの作品なんて途中で変わっちゃったよー (2019年7月28日 9時) (
レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - ロリコンさん» そ、そんなことは…！！こちらこそ、ありがとうございます！！！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
ロリコン - アトこれめっちゃ後味悪いのかと思ったらメッチャ良かった！サイコー！神作品ありがとう！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
ロリコン - はっや！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - ロリコンさん» な、なるほど…！もし、次があったらやってみても… (2019年7月27日 21時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Iuna
| 作成日時：2018年10月21日 19時
