拾参 ページ4
太宰治 side
探偵社から出て、走って倉庫へ行く。
倉庫付近に着くと中也と会った。
中原「どうする」
太宰「……死なない程度、だけど…死にたいと思わせてあげよう」
中原「了解」
倉庫の扉の前まで来た。
扉は中也が開けた。
中は真っ暗だったが、月の光が差し込んだので見える。
奥に紐で縛られて、頬が赤くなっている2人の少女と少年の姿が。
「!もう嗅ぎつけられたのか…」
「おい!そこから動くな!
動けば2人に命は無い!」
Aの首に刃物を当てる男。
…私の大切な妹に…。
太宰「中也、変更だ。
瀕死にしよう」
中原「賛成だ」
中也は何処からか刃物を取り出し、個性を発動して飛ばした。
其の刃物は誘拐犯達の体に突き刺さっていく。
そうすると、数秒後には動かなくなった。
勿論、生きてはいるけどね。
私達はAと柊也に近ずき、紐を解いた。
2人はぐったりとしている。
其れだけ殴られたのか…。
?「少し、場所を移そうか」
中原、太宰「「!!」」
突然響いた声。
其の声が聞こえた後、直ぐに光に包まれた。
反射的に目を閉じた。
恐る恐る目を開けてみると…見た事も無い図書館の中に居た。
?「やあ、私的には初めましてではないのだけど、君達にとっては初めましてかな?」
右の肩から長い髪を流して、私と似た髪色。
黄金の瞳。
身長は私より高い。
白のシャツに黒のネクタイ。
黒のズボンに眼鏡をかけている。
そんな青年が立っていた。
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Iuna(プロフ) - クレハさん» 読んで下さりありがとうございます!ミステリアス、でしょうか?私には分かりません笑!更新、頑張ります! (2019年1月9日 20時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
クレハ - なんていうかミステリアスなお話ですね… 更新頑張ってください! (2019年1月9日 20時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Iuna | 作成日時:2019年1月7日 20時