武装探偵社には無口無表情の少女がいるみたいです 其の二【刀剣乱舞＆文スト】

番外編【国木田独歩と少女】〜 少女の初仕事 〜 ページ26

国木田独歩 side



俺は新人に仕事の事を教えている。


太宰みたいなのが増えない為にだ。



国木田「分からなかったら聞いてくれ」



そう云い俺は仕事に戻った。




数分後 ＿＿




誰か背中を叩かれた。


振り返ると小娘が立っていた。


書類を持って。


嗚呼、分からないのか？


流石に早かったか？


事実年齢を知らない。


もしかしたら、難しい言葉は理解できないか？



【あの？】



国木田「嗚呼、済まない。

なんだ」



【あの、終わりました】



国木田「あの量をもう終わらせたのか！？

見せてみろ」



小娘から書類を受け取り、パラパラと目を通して行く。


誤字も脱字も計算ミスもない。



国木田「小娘、いや、絢爛と云ったな。

お前…」



【？】



国木田「お前、仕事が出来るんだな！！

しかも、早い！

手際もいい！

ミスもない！

凄いぞ！」



『(この人はこうやって笑うんだ…。

ずっと、難しい顔をしていたのに…。

《凄い》っか…。

嬉しい)』



国木田「次はこっちを頼めるか？

終わったら机に置いて行ってくれ。

余裕があれば、あっちの書類の山を片付けて欲しい。

勿論、俺もやる」



【はい】



絢爛は仕事が早い。


あの、迷惑噴出器(太宰)と正反対でしっかりと仕事をしてくれる！！


絢爛はいい子だな、うん。


そして、俺は絢爛の仕事の速さにまた驚くのだった。


国木田「え、全て終わったのか！？

あの山を！？

絢爛…ずっと、居てくれ」←




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Q. 何故絢爛ちゃんはこんなに仕事が早いの？


A. 審神者時代に鍛え上げられたから

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