#44 ページ45
エ「で、寮長の詫びタルトは結局どうなったの?」
リ「ち、ちゃんと作ってあるよ。これ。この苺のタルトはボクが作った。」
ト「うんうん。形は少し不格好だけど、苺の艶を出すナパージュを塗るひと手間もかけてるし初めてにしては上出来じゃないか。」
エ「はい、すかさず甘やかし入りました〜。ほっといて実食といきますか。」
ケ「あっ、レアなタルトの写メ撮るから切るのちょっと待って!……はい、オッケー!」
『相変わらずだなー、マジカメ先輩。』
エ「マジカメ先輩wwんじゃ、いただきまーす。……パクッ!」
グ「はぐっ!」
デ「……ん!?」
『どーしたデュース?もぐもぐ……………っ!?』
ト・ケ「「こ、これは……」」
みんな「しょっぱい!!!!!」
満場一致の感想。何入れたの!?
リ「えぇっ!?」
エ「なんだこりゃ!?めちゃくちゃしょっぱい!なに入れたらこうなるワケ!?」
リ「厳密に材料を量って、ルール通りに作ったんだ。そんな間違いはないはず……あっ!」
『思い出したのか…!?』
リ「もしかして……オイスターソースを入れたから?」
ユ「えぇぇぇぇぇ!!!??」
『何やってんだ…あんなしょっぱいの甘味には普通に……入れな……………』
ケ「Aちゃんがしょっぱさのあまりに気絶した!?」
ユ「ザオリクーーーーー!!」
『名前間違ってるぞ!?』
エ「復活早!?」
デ「(監督生って魔法使えたのか?)」
その後、グリムが案外悪くないと言ったりケイトが甘い物嫌いと知ったりなかなかにカオスなパーティーだった。
…途中で猫みたいな奴が来てたけど誰だったんだ?
___
ーサバナクロー寮-レオナの部屋ー
「あーあ、いいなあ。ハーツラビュルのヤツら今日はご馳走食いまくりのパーティーらしいッスよ。サバナクローにもそういう腹が膨れる伝統ないッスかねぇ。」
「フン……晴れた日の昼間にケーキやらクッキーやら食いながらパーティーだ?虫唾が走るな。
それよりラギー、例の件だが……」
「任せてください。ちゃーんと準備進んでるッスよ。シシシッ!」
「アイツらが暢気に茶を飲んでられるのも今のうちだ。気取ったマレウスのヤツもな。覚悟しておけ……フッ、フハハ!ハハハハハ!」
409人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カド松(プロフ) - ページ26のケイト先輩の早着替えであつ森の着替えるシーンが思い浮かんだ (2021年1月31日 21時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
狐の雨傘(プロフ) - 最新頑張ってください(*>∇<)ノ (2020年12月21日 19時) (レス) id: ba82413c14 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ