#41 ページ42
「お会いできて嬉しいです。ところで、今お時間大丈夫ですか？」
『え？』
私なにもしてないのにー。ちょっと表出ろや的な？
「…お体は大丈夫ですか？」
……………ん？
『？？』
「驚かせてしまってすみません。少々顔色がよろしくなさそうだったので何かあったのではないかと思ったんです。」
『………』
体調不良で医務室にいたということだけ伝えた。リドルもいることは言わなかった。面倒事になりそうだから。
「そうですか…熱はないですか？」
『(多分)ない。』
「それは良かったです。ところで…(契約書を取り出す)こちらにサインをお願い出来ますか？」
『え？』
「少し場所を変えましょう。」
＿＿＿
ー中庭ー
『それ…何？』
「ちょっと学園の行事で生徒のサインが必要なんです。しかし誰もしてくれなくて…」
『それは…可哀想だな。』
行事…多分重要なことなのだろう。誰かしてやれよ学園に関わることなんだぞ。
「そこでAさん。サインをお願いできますか？今貴女にしか頼めなくて…」
めっちゃ申し訳なさそうにしてる。しょうがないなぁ…名前を書くだけだし。
『それ貸して。』
「！書いてくださるんですか？」
『名前書くだけだし。』
「ありがとうございます！(ふふ…これで彼女はオクタヴィネル寮に…)」
マジカルペンの先っちょを書類に付ける。1文字目…
「何をしておる。」
あ、急に書類が燃えた。アズール、ポカーン。
「少し用事を思い出したので…僕はこれにて失礼します。」
アズール・逃亡・アーシェングロットになってる。
「全く…ずる賢い手口で契約させようとするなど…相変わらずじゃな。」
ため息をつきながら近づいてきたのは見た目が子供みたいな奴…リリア・ヴァンルージュだっけ。
「久しいのうA。」
『お、おう？』
燃やしたのこいつか。さっきの言動からして。
「リリア様！こんな所にいらっしゃいましたか！」
「セベクよ…そんな大声出さなくとも良いじゃろう。」
またなんか増えた。メロンみたいな髪色した炎柱並みにうるさい奴。
「申し訳ございません！先ほど若様が寮に戻られたので御報告に参りました！」
これが噂のクソデカボイスか(※噂になってません)
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カド松(プロフ) - ページ26のケイト先輩の早着替えであつ森の着替えるシーンが思い浮かんだ (2021年1月31日 21時) (
レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
狐の雨傘(プロフ) - 最新頑張ってください(*＞∇＜)ﾉ (2020年12月21日 19時) (レス) id: ba82413c14 (このIDを非表示/違反報告)
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