狂人反応観察日記 3冊目

＊ ページ29

・高城

「(寒そうだな…)」

寝ながら少し震えていることに気づき自分の上着を被せてあげる。『高城〜…』と寝言で呼ばれ「俺はここにいる」と安心させるように頭をナデナデする。

「…出来れば下の名前で呼んでもらいたいんだがな」

貴女の自分に対する好きがいつかLoveの方に変わったらいいな…と思っているそうだ。



・秋元

「(え〜、Aさん可愛い〜！)」

思わず口に出そうになる本音を何とか堪える。(貴女が起きてしまう為)代わりにちょっとぎゅーっと抱きしめる。

「(ちょっと心配になるね)」

信頼されてるのは嬉しいけど度々無防備な貴女を見て何かと過保護になっているみたい。



・神原

「ちょっとだけっすよ」

と言いながら何分でも貴女が起きるまで待ってくれる。流石に着いても起きない場合は起こしてくれる。

「どうしたんすか？…さっきシャッター音が聞こえた？…空耳だと思いますよ」

さりげなく貴女の寝顔を写真に収めている。ちゃーんと部下には内緒にしてくれるよう(圧をかけて)お願いしていますよ。

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