シチュエーション【小湊圭一】 ページ10
※幹部夢主(同期)
＿＿＿
ある日、羅威刃事務所にてAが何かを読んでいるようだ。小湊は声をかけるや否や、Aの手にある本の表紙を確認する。
「A、何読んでるの？何これ、恋愛シチュエーション…？」
『小湊君！？あわわ、これはその…！』
タイトルを読み上げられたAは恥ずかしさで顔を赤くしながらパタンと本を閉じる…しかし何か面白いものを発見したという表情で小湊はその本をひょいとつまみ上げる。
「へぇー、Aはこういうのが好きなの？」
『えっと………はい…』
逃げられないように回り込まれている為正直に答える他ない。素直にAは頷いた。
それを見た小湊は本をテーブルに置きパラパラとページを捲っていく。所々付箋が貼られているのに気づくと何故かまた先程と似たような表情になりAに近づく。
『え、ど、どうしたの小湊君？』
何故か何も言わずに近づいてくるので立ち上がり後ずさっていたら気づけばAは壁際に追い詰められていたようだ。
「好きだよ、A。」
唐突な告白にAは困惑しながら辺りをキョロキョロする。
『えっと…』
「僕、本気だよ？」
その言葉と共にAは小湊の方を向かされ、整った顔立ちと目が合う。
「ずっとずーっと、いつこの気持ちを伝えようか迷ってたんだ。いつか君に触れたいなーって思ってたんだ。」
そして更に距離が縮まる。Aはこの時初めて恋に落ちたような感覚がした。
『あ、あの小湊君…』
「どうしたの？」
『わ、私もす…！』
き。と続けて言おうとした瞬間、部屋の扉が開かれる。
「小湊さん、○○さん、差し入れで……………れ、冷蔵庫に入れておきますね！」
構成員は自身の命が危ういと感じたのか1秒も経たずに去っていく。
「ねぇ、さっき何て言おうとしてたの？」
『あ…』
小湊はいたずらっ子のような笑みを浮かべAに尋ねる。どうやら彼女が言おうとしたことを理解しているようだ。
「はっきり言わないと分かんないよ？」
『え、えっ…と…』
「何言おうとしてるのか教えてくれるまで今日は帰さないからね。」
と、意気揚々に小湊は部屋に鍵をかける。
「じゃあ、続きを教えてね。A。」
数時間後、赤くなった顔を見られないように部屋から出ていくAと何処か楽しそうな表情をした小湊の姿が事務所内で目撃されたらしい…
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十六夜月夜(プロフ) - ぷるんさん» その時はお待ちしております(*^^*) (12月2日 10時) (
レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 十六夜月夜さん» ここからの両思い展開いいですね！全員の反応集は大変と思いますのでせめて城ヶ崎さんだけでも！ヴィランvol.2の更新後あたりでリクエストさせていただけたら……嬉しいです！✨ (12月2日 10時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - ぷるんさん» ありがとうございます😊後に両思いになったらいいなと考えながら執筆しました☺️ (12月2日 10時) (レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 仙石さんにセンスねぇ感想だな、と言われそうですが😅羅威刃でいち推しの城ヶ崎さんはもちろんのこと他幹部編みんないい男すぎて！ホクホクしながら読みました😊ご執筆ありがとうございます (12月2日 7時) (レス) @page44 id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - 福ねこ丸さん» 頼もしそうだなって思います😆 (11月28日 8時) (レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
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