自覚【秋元詩郎】 ページ23
※破亜裂火夢主(同期)、18ページの秋元ver
＿＿＿
ドーンという効果音が付きそうなぐらいの音がする。それと同時にびしょ濡れの女性が半泣きになりながら破亜裂火事務所に転がり込む。
それに気づいた秋元は近くにあったタオルを持ち女性…○○Aに駆け寄る。
「ありゃりゃ、Aちゃんびしょ濡れじゃん。これ使いなよ」
『秋元君ありがとう…！コンビニ行きたかったけど急に雨降ってきてさ…』
「そっか、それなら…」
少しの時間ではあるが寒かっただろうから温かい飲み物でも用意するよ…と続けて言おうとするが視線を少し下げた瞬間そっぽを向いてしまう。
「…Aちゃん………」
『な、何で顔を逸らすの！？』
「…自分の服見てみな。」
気まずそうに言う秋元に首を傾げながら自身の服をチェックするA。一通り見終わったらしいがまだ分かってなさそうにしている。
『濡れてるけど…』
「それ以外は？」
『…いや、それ以上はない気が…』
「…ホントに言ってる？」
『ホントだよー！』
言動から察するに本当に何も分からないらしい。
…秋元が顔を逸らした理由はAの服が透けているからなのだ。流石に異性の...しかも片思いしている女性が相手だから尚更目のやり場に困る。
『ねぇ、それ以上に何があるのか教えてよー！』
「あーもう！雨で服が透けてんの！」
秋元は恥ずかしさの余りに上着を乱暴に投げながら言う。これ以上近づかれると理性が持たないかもしれないそうだ。
『えっ…早く言ってよ！』
「気づかないAちゃんが悪い…てか風邪引く前にシャワー浴びた方がいいよ。」
何がとは言わないが見えている。流石に秋元の補足でAも気づいたらしく、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
「…最後に聞くけど、その姿高城さんや他の奴らに見られたの？」
『ううん、誰とも会ってないよ。』
それなら大丈夫か...とひとまずは安心する秋元。
『じゃあシャワー浴びてくるね！えっと上着は…』
「…後で洗って返してくれたらいいよ。」
羽織っていた上着を脱ごうとするAを慌てて止め、見送った後、彼女の為に改めて温かい飲み物を用意する秋元だが、作業中、先ほどの光景がよぎってお湯をこぼしかけたそうな...
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十六夜月夜(プロフ) - ぷるんさん» その時はお待ちしております(*^^*) (12月2日 10時) (
レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 十六夜月夜さん» ここからの両思い展開いいですね！全員の反応集は大変と思いますのでせめて城ヶ崎さんだけでも！ヴィランvol.2の更新後あたりでリクエストさせていただけたら……嬉しいです！✨ (12月2日 10時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - ぷるんさん» ありがとうございます😊後に両思いになったらいいなと考えながら執筆しました☺️ (12月2日 10時) (レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 仙石さんにセンスねぇ感想だな、と言われそうですが😅羅威刃でいち推しの城ヶ崎さんはもちろんのこと他幹部編みんないい男すぎて！ホクホクしながら読みました😊ご執筆ありがとうございます (12月2日 7時) (レス) @page44 id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - 福ねこ丸さん» 頼もしそうだなって思います😆 (11月28日 8時) (レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
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