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26話 ページ26

「じゃあなピーター!Aもまたな!」
「ネッド!今日はありがとう。」


帰り道の途中でネッドと別れた。
ネッド後ろ姿に“いい友達もったなぁ”なんて考えてると、不意にAが「ふふっ」て笑った。


「良い友達だね。」
「え?うんっ僕もそう思う。」


ってにっこり笑って返したら、一瞬合った目が直ぐにそらされてしまった。


「あ、・・・の。えっと、ネッドも誘う?」
「え?」
「日曜のモール。ほら、私も友達そんなに居ないし・・・もう少し仲良くなれたらなって・・・ピーター、大丈夫?」


その後どうやって帰ってきたのかあんまり覚えてない。

返事したかな?
何話してたんだろ。
あーやっぱり覚えてない。

ちょっと、いや・・・何だか、結構ショックだったけど・・・でも、仲良くなるって事ではネッドが居る方が、いいのかも。


「どう思うカレン?」


夕食も終わって、部屋に戻ってきた僕は、マスクだけ被ってベッドに寝転んだ。

こういう時はカレンに聞いてみるのが1番!


『もう1人女性をお誘いしてWデートにするのは如何ですか?』
「うわぉ!カレン君って本当に冴えてるよ!!そうだね!MJを誘ってみるよ!」
『お役に立てて光栄です。』


ウキウキしながらマスクを脱いだら、直ぐに電話が鳴った。グッドタイミングにMJ?な訳ないか!少し“Wデート”って言葉に浮かれてたかも。名前を見て体が飛び上がった。


「え!?スタークさん?な、どうしたんだろ!!ハイ、スタークさん!!」
«やぁピーター。連絡できなくてすまなかったな。元気にドーナツ貰ってたか?»
「スタークさん!ドーナツはあれ1回切りで、」
«いや、ドーナツはいいんだ。貰えるだけもらえ。ところでピーター、鼻はどうした?»


スタークさんが鼻を指さして鋭い目線を向けてきた。

青くなってきたんだろうな・・・でも僕は何も無茶したわけじゃない!ちょっとよそ見をしてて起きたミスだ!


「えっと、余所見をして膝が鼻に当たりました。」
«・・・ピーター、気をつけろよ。さて!話を戻そう。本題だ。君の学校に転校してきたっていう女の子はどうだ?»


テレビ電話だ。となるとすごく緊張するんだけどな・・・。

ハッピーからちゃんと話は聞いてくれてるみたいで、ドーナツ知ってるなんて・・・恥ずかしい。

しかも、転校生の彼女について質問してくるなんて、まさか僕の気持ちを知ってるわけじゃぁないよね?そりゃないか!あー顔が赤くなるよ・・・。



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ayame(プロフ) - ピさん» やっぱりです!笑 ですが何やら複雑そうな予感です! (2019年7月28日 7時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
- やっぱり!ナター○○だったーー!!ネッド大丈夫か!? (2019年7月27日 19時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 岡Pさん» ありがとうございます!初々しさが出せていたら嬉しいです。なかなかまとめて更新できませんが、1話ずつでも頑張ります! (2019年7月26日 21時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ピリルさん» 初めまして!そうですよね、ロマノフと名乗っている以上そう思いますよね!続きをぜひお楽しみして頂けたら嬉しいです! (2019年7月26日 21時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
岡P(プロフ) - とても面白かったです。初々しいピーターが、可愛くて続きが楽しみです。更新心待ちにしています。 (2019年7月26日 0時) (携帯から) (レス) id: 8256504f4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayame | 作成日時:2019年6月24日 7時

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