20話 No side ページ20
｢あははー！素晴らしいな僕の作品は！蜘蛛の糸を見ろよ！一切効かないわけじゃない。｣
武器の威力で、丸まってた蜘蛛の糸は少し焦げて少し散らばった。
それを拾い集めて何個かケースに入れた後、冷凍保存するようだ。バダンと冷凍庫が閉めるとハドリーは、JBの向かいに座って続きを促した。
｢さて、JB。続きだ。｣
｢あ？あぁ･･･あの爆発の原因らしいのは、Aって女だ。｣
｢いい女だったな･･･肉付きも良かった。｣
穴の空いたデスクにドッカリと座り、長い舌をペロリと出したジャッキーは、手を開いたり閉じたりしながら彼女の腕の感触を思い出しているようだ。
そんなジャッキーを怪訝な顔で見つめた後、JBはテーブルの上に乗っているマフィンを手に取りながらまだ続ける。
｢あの女は、チタウリを調べてたようだ。それから蜘蛛野郎に近い人物と知り合ったらしいが、蜘蛛野郎の顔は見てない。けど、まぁ･･･どちら共“親しい仲”ではあるようだな。｣
｢ハハ！なるほど･･･A、あのAなのか！今日は本当に最高の日だな！･･･そうかそれならやはり･･･｣
ハドリーは彼女の名前を聞いて、嬉しそうに笑うと顎に手を当てて整った顔を歪めた。
それを眺めながらJBはマフィンを1口かじった。
｢いい案でもあるのかよ。｣
｢いい案なんてもんじゃないさ。Aを手に入れればスパイダーマンも着いてくるだろうね。スパイダーマンの能力、それから彼女もだ。助手が欲しかったんだ。あぁ･･･後は君達が好きにして構わないよ。｣
｢ほとんど持ってくんじゃねぇか。｣
｢そうでも無いだろ？この為に手を組んだんだ。君達の目的はスパイダーマンを殺 すこと。僕は武器を作りやすくする。これでどっちも叶うわけだ！！｣
｢いいじゃねぇかボス！蜘蛛野郎をぶち殺 せるんなら！｣
ランドルフの言葉で、ハドリーは頷きながら目を輝かせて弾んだ声を上げた。
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ayame(プロフ) - ピさん» やっぱりです！笑 ですが何やら複雑そうな予感です！ (2019年7月28日 7時) (
レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
ピ - やっぱり！ナター○○だったーー！！ネッド大丈夫か！？ (2019年7月27日 19時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 岡Ｐさん» ありがとうございます！初々しさが出せていたら嬉しいです。なかなかまとめて更新できませんが、1話ずつでも頑張ります！ (2019年7月26日 21時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ピリルさん» 初めまして！そうですよね、ロマノフと名乗っている以上そう思いますよね！続きをぜひお楽しみして頂けたら嬉しいです！ (2019年7月26日 21時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - とても面白かったです。初々しいピーターが、可愛くて続きが楽しみです。更新心待ちにしています。 (2019年7月26日 0時) (携帯から) (レス) id: 8256504f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年6月24日 7時
