ダンスパーティー side G ページ45
アイロンで伸ばした白いワイシャツ、その上にベスト、まぁ邪魔になれば脱げばいいんだからとジャケットを着て、うん、オーケー。
茶色いベストに少し濃い茶色のジャケットは、我が家の父上を彷彿とさせる。
そりゃそうだろう、お下がりだ。
それにジャケットは少し寸足らず。
黒いズボンの丈だけは合わせてくれてるのが救いだ。
｢あー･･･まぁいいよな。｣
フレッドは長くなった髪をそのままに、俺とは少し色の違う明るい茶色のベスト、合わせたようなジャケットを羽織ってる。
けど俺は、髪を一つにまとめてみることにした。
ひと房ほど垂れてくる髪の毛を耳にかけてまぁ悪くない。
｢準備･･･ってなんだよ、髪なんてまとめて。Aに怒られないのか？｣
｢うーん、どうだろうな｣
｢俺は“怒られる”方に1シックルかけるな｣
｢いいぜ？俺は｢格好いいわ、ジョージ｣って照れる方に1シックルだ。｣
｢げぇー、惚気かよ。｣
フレッドが舌を出してゲーなんて吐く真似をしながら、自分の蝶ネクタイをワイシャツごと人差し指で引っ張った。
確かに今のは絞めすぎだった。
｢はぁ･･･｣
｢どうしたジョージ｣
｢いや･･･、目立つのは選手の3人だろうけど、俺は俺で大事な恋人をエスコートすると思うと･･･｣
｢緊張してるのか、相棒よ。｣
ドッカリ自分のベッドに腰掛けて、手のひらを両膝の間て合わせてため息をついた。
ただAの手を取って、エスコートして、ダンスを踊るんだ。
なのにこんなに心臓がうるさくなるなんて。
｢相棒！しっかりしろ！いいか？Aはお前がいいんだ、少し失敗したってお前と一緒にいられるのがいいんだろ？何を心配する必要があるんだよ。お前はお前らしく決ってるぜ？･･･さて、アンジェリーナが待ってるだろうから、俺はもう行くとするぜ。お前も大事なAをあまり待たせるなよ。｣
パタンと扉の閉まる音に、フレッドの癖に･･･なんて呟いた。
でも、少し気は楽になったような･･･。
｢よし･･･行くか｣
鏡の前で再び全身チェックを済ませた後に、俺も扉に手をかけた。
─────────
いよいよダンスパーティ来ました！
お待たせしました！！
選手3人はもちろんセドリック、フラー、クラムの事です。ハリーは私の作品では選手に選ばれませんでした。けどパートナーはパーバディで変わりはないでしょう。なかなか誘えずなハリー、可愛い。
ジョージの髪を結んでみました。あー･･･素敵。
･･･
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ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
