70話 side 不死川 実弥 ページ22
宇髄「いやー、派手に熱々だったな、アイツら。俺達に相談とか必要あんのか?」
カナエ「ふふっそうねぇ〜、Aちゃんも煉獄くんとなら本当に幸せになれるわね。」
煉獄宅からの帰り アチィーアチィーと
手で顔を仰ぐなかなか酔っぱらいの宇髄と
Aと、燈寿郎が可愛かったと喜ぶカナエ。
燈寿郎みたいなチビと遊ぶのは久々で、割と本気で楽しんだなァ・・・。
まぁまた遊んでやるか。
とカナエの笑顔を見ながら思う。
カナエからも部屋に戻ったあと話は聞いたから、Aの話は何となくわかったつもりだ。
そうなると燈寿郎は、本当に5歳か、と確認したくなる。
間借りしてると聞く部屋に行けば、オモチャなんてまぁ大して時間を潰せる程もなくて驚いた。
────
───
不死川「燈寿郎、お前のオモチャこれだけかァ?」
燈寿郎「うん、ママたち だいじなおはなし するんでしょ?」
不死川「おまっ、わかって・・・騙したみてぇで悪かったなァ」
燈寿郎「ううん。ママね しらないんだ。」
ゴソゴソと出してきたパズルを床にばら撒きながら、呟く。
パズルも柄が所々剥げていて、使い古されているのが見て分かる。
不死川「・・・何を、知らないんだ?」
燈寿郎の隣に座って、パズルのピースを探しながら声を掛けた。
燈寿郎「パパがママのことたたいてるって とーじゅろーがしってること。」
不死川「燈寿郎・・・」
燈寿郎「しんぱいかけたくないって たんじろーのママとはなしてたから。」
不死川「知らないフリしてんのかァ・・・お前、偉いなァ。いい男してんじゃねぇか」
くしゃっと頭を撫でてやると、涙をこれでもかって程浮かべて、俺に抱きついた。
・
185人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ayame(プロフ) - 結さん» こんばんわ、前回のコメント消してしまいすみません。千寿郎くん直し、『揺れ動き輝く髪』はこれで合っています。会社から仕事に変更してみました!校閲いつもありがとうございます! (2021年12月28日 20時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 何度も続けてのコメントですみません。 この物語では煉獄さんって学校の先生ですよね? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - またまた続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 52話のここの台詞 『煉獄さん、保育園の送迎に付き合ってもらうなんて・・・会社に遅れてしまいません?』 これ正しくは学校にではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page3 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 51話のここの部分 煉獄さん、千寿郎さんの稽古を見学した後 ここだけ何故千寿郎さん呼びなんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page2 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは揺れ動く輝く髪と、ではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ayame | 作成日時:2021年11月9日 20時