検索窓
今日:14 hit、昨日:5 hit、合計:37,151 hit

65話 ページ17

煉獄「不死川に好意を持たれては俺が困るので、これ以上不死川を見てはいけない!!」

燈寿郎「きょーじゅろー?おとこのしっとはかっこうわるいんだよ?」

煉獄「むっ!!!???」

宇髄「ブッ!!おい、煉獄!!お前、燈寿郎に言われたな!!」

不死川「煉獄、お前何言ってんだァ?Aは、弟に似てるからって喜んでるだけだろォがァ」

煉獄「不死川!名前で軽々しく呼ばないでもらいたい!藤枝さんだ!」

『煉獄さん!何言ってるんですか!カナエさんっていう美人な彼女さんがいるのに!』

カナエ「ふふっ嬉しいわぁ〜ありがとう〜!でもAちゃんもとっても可愛いわぁ〜!!」




私の目の前は未だに暖かくて暗い。

煉獄さんの手に力を入れるものの、

なんてこと無さそうに全く動かない。

え、ちょっと、流石に取れなさ過ぎると怖いです。



『れ、煉獄さん!もう手を離してください!』

煉獄「どうか、不死川を見ないで欲しい!」

『善処します。でも、その!そろそろ煉獄さんの顔、見たいのですが・・・』



私の目を伏せていた手が、

少しズレて煉獄さんの顔が見えた。


口は笑っているけど、目線は合わない。


うん、どうやら照れている様子。

そっとズレた手を掴んで私の膝に乗せた。

よく見ると、燈寿郎を抱き込むように体は前に乗り出していて、よくその格好で私の目を塞げたなと感心する。


燈寿郎が未だに目線の合わない煉獄さんの顔をつんつんとつついている。



『ふふっ、大丈夫です。煉獄さんを見ている方が楽しいですから。』

煉獄「よもや!!」

宇髄「あ〜らら、燈寿郎。お前は苦労するなぁ〜」

カナエ「可愛らしくていいじゃない〜大丈夫よ、燈寿郎くんっ。」

燈寿郎「さきはながいね」

不死川「お前ほんとにガキかァ?」




不死川さん、私も親ながらにそう思います。

ポカンとした顔で、唐揚げを口に放り込んだ不死川さん、激しく同意するのだった。



66話→←64話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
185人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ayame(プロフ) - 結さん» こんばんわ、前回のコメント消してしまいすみません。千寿郎くん直し、『揺れ動き輝く髪』はこれで合っています。会社から仕事に変更してみました!校閲いつもありがとうございます! (2021年12月28日 20時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
- 何度も続けてのコメントですみません。 この物語では煉獄さんって学校の先生ですよね? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 52話のここの台詞 『煉獄さん、保育園の送迎に付き合ってもらうなんて・・・会社に遅れてしまいません?』 これ正しくは学校にではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page3 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 51話のここの部分 煉獄さん、千寿郎さんの稽古を見学した後 ここだけ何故千寿郎さん呼びなんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page2 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは揺れ動く輝く髪と、ではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ayame | 作成日時:2021年11月9日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。