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51話 ページ2

『あの、また明日も見に来てもいいですか?』


タオルも持ってきますし、燈寿郎も呼んでみます!

と付け加えると千寿郎くんがパァっと顔を輝かせた。



千寿郎「もちろんです!燈寿郎くんが眠くないなら、一緒に稽古をしてみたいです!」

煉獄「有難い申し出だが、朝も早い時間だ。疲れてしまわないだろうか!」



心配そうに下がった眉毛にちょっと笑ってしまう。



『ふふっ、大丈夫です。燈寿郎が起きなければ無理はさせませんよ。』

煉獄「いや!君もだ!病み上がりの身、無理は禁物だ!」

『私?ふふっありがとうございます。でも、朝稽古を見ているの気持ちが良くて、それに1日頑張れそうなんです。だめ、でしょうか?」

煉獄「・・・・・・、よもやよもやだ・・・。」

『?』



片手の甲で顔を隠して、私から顔を背けてしまった煉獄さん。



『煉獄さん顔が赤・・・』

煉獄「大丈夫だ!!明日も必ず暖かくして来て欲しい!楽しみだ!」

『はいっ!』



こちらを向いて、目を細めて笑った煉獄さんにまた胸がキュンと甘く締め付けられた。


──



『槇寿郎さん、おはようございます、朝の支度が出来ました!』

槇寿郎「これは、Aさんわざわざすまん。」

『いえ、・・・こんなことしか出来なくて、』



煉獄さん、千寿郎くんの稽古を見学した後

燈寿郎を起こして

朝食の支度を手伝えないかと千寿郎くん、瑠火さんの元へ行ったものの・・・


2人から「怪我人は働いてはいけません!」

と揃って言われてしまい

私の心はズゥゥゥウンと落ち込んでいる。


哀しげな私に同情したのか

瑠火さんにお願いされて

こうして槇寿郎さんを呼びに来たのです。



槇寿郎「ふっ、何も出来なくて もどかしいのか?」

『はい。この腕のせいで、お手伝いのひとつも出来ないんです!!!』

槇寿郎「気にする必要はないが、そうか・・・しかし、やることも無ければそれこそ気に病むか。うむ。俺の道場を手伝うか。タオルや茶を配る程度なら問題ないな!」



頭を軽く撫でられて

少しだけ寄った眉でニカッと笑う槇寿郎さんは

煉獄さんにそっくりでちょっと照れてしまう。



『嬉しいです!頑張ります!!』



槇寿郎さんの後ろ姿に返事を返した。





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ayame(プロフ) - 結さん» こんばんわ、前回のコメント消してしまいすみません。千寿郎くん直し、『揺れ動き輝く髪』はこれで合っています。会社から仕事に変更してみました!校閲いつもありがとうございます! (2021年12月28日 20時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
- 何度も続けてのコメントですみません。 この物語では煉獄さんって学校の先生ですよね? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 52話のここの台詞 『煉獄さん、保育園の送迎に付き合ってもらうなんて・・・会社に遅れてしまいません?』 これ正しくは学校にではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page3 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 51話のここの部分 煉獄さん、千寿郎さんの稽古を見学した後 ここだけ何故千寿郎さん呼びなんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page2 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは揺れ動く輝く髪と、ではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayame | 作成日時:2021年11月9日 20時

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