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8話 ページ9

『煉獄さん、すみません。燈寿郎 重くないですか?』

煉獄「全く重くない!乗せているのも忘れるほどだ!!」

『お願いですから、忘れないでくださいね。』

煉獄「う、うむ!」



にっこり笑うと、煉獄さんは返事をしながら燈寿郎の足を持つ手に力を込めた。

よろしい。



『煉獄さんのお宅って・・・「きょーじゅろう!!みて!おっきいおうち!!!」』



話を遮って入ってきた燈寿郎の言葉で、私達はその指が差す方へと顔向けた。


っていうか名前呼び!?
うちの息子のコミュ力が凄いです。



我が家への帰り道にもいつも見かける、大きな和テイストのお宅。

大きな門は少し色が褪せてそれが味になっている、渋い佇まい。

門の上から緑の葉をつけた木がおそらく何本も立っているのが分かる。



どんな方が住んでいるんだろう。
凄く上品な方なんだろうな・・・



『このお宅いつも気になってて、朝方は何か稽古をしているのか、声が聞こえるんですよ。』

燈寿郎「ぼくね、ぼく、このおうちかっこういい!」

煉獄「うむ!我が家だ!」

『我が家〜、そうですね、こんな我が家なら生活が充実しそうです!』



私も我が家って言ってみたいなー、
だってこんなに大きなお家。

一生の中で1度でも住めるか分からないもの!
私の人生じゃ無理ね。来世に期待しないと!



煉獄「藤枝さん!・・・Aさん!!!・・・燈寿郎、どうしたら良いか!」

燈寿郎「ママね、たまになにもきこえなくなるんだ!ママ、ママ!!!マーマーー!!」

『あ、燈寿郎!!あれ、どうしてそこで止まるんですか?』



大きな門の前で立ち止まった2人、主に煉獄さんに向けて声をかけた。

あれ?
煉獄さんに名前で呼ばれてた?
気、のせいかな・・・?




煉獄「我が家だ!」

『ええぇ!?』




もう今日は何度驚かされているか分からない。




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ayame(プロフ) - 結さん» コメントまで校閲していた事に気がついて、2回目のレスでごめんなさい!そこまで真面目に読んでいてくださって嬉しいです。ありがとうございました! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 結さん» おはようございます!いつも校閲ありがとうございます!よく読み込んでくださって感謝しています。ありがとうございます! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません。。。 物語読みました。  沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2021年12月16日 1時) (レス) @page50 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが…。 同じく48話の作者さんのコメントの部分 言った様子ですね。 カナエ先生ともまだ会っておりませんし、宇髄先生とも再開してませんね。 これ正しくは再会ではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) @page49 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは君を、幸せにしたいではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayame | 作成日時:2021年10月18日 17時

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