13話 side 煉獄 杏寿郎 ページ14
千寿郎「可愛い・・・兄上!僕に弟が出来たみたいで、すっごい可愛いです!!!」
煉獄「千寿郎も随分と可愛いがな!」
千寿郎「あ、兄上・・・そのありがとうございます。」
両手で顔を覆って
燈寿郎の前でしゃがみ込む千寿郎。
それを見て
「よかったね、せんじゅろー」
と千寿郎の頭を撫でてやる燈寿郎。
よもや、よもやだな!愛らしい!!!!
大声で叫びたい気持ちを
微笑ましい2人を見つめて
どうにか抑え込む。
千寿郎「燈寿郎くんっ!!ずっと家にいて欲しいです!!!」
燈寿郎「とーじゅろうも、せんじゅろーのこと、だーいすきだよ!!」
千寿郎「〜〜〜っ!!!ありがとうございますっ!!」
煉獄「今日は2人とも家で夕飯を食べていく予定だ!急ですまないが、用意できるだろうか?」
千寿郎「ええ、大丈夫です。兄上のお代わりの分は少し減りますが・・・」
煉獄「構わん!よろしく頼む!!」
千寿郎「はい!」
勢いよく返事をした千寿郎は
台所の方へ小走りで向かっていった。
その後を追うように
タッタッタッと燈寿郎が台所へ向かっていく。
2人の後ろ姿を見つめながら
思い返す。
今日は宇隨に付き合ってもらって、
花屋に行く予定だったのに。
花を買いに行くと言うより
別の目的のつもりだったのが
なかなか罪悪感ではあるが・・・。
思わぬ形とはいえ、
近づくことが出来たのなら、
良かったと思えばいいのか・・・
しかし、あの男。
煉獄「許せんな・・・」
彼女を傷つけた上に、
毎回金をせびっていると聞く。
次に相見える際には、
彼女にもう近づかないように、
しっかり手を打つ必要があるだろうな。
千寿郎「兄上ー!手伝ってくださーい!」
煉獄「よし、今行くぞ!」
とにかく今は、彼女に安心して
ここに居てもらう。
それだけだな!
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ayame(プロフ) - 結さん» コメントまで校閲していた事に気がついて、2回目のレスでごめんなさい!そこまで真面目に読んでいてくださって嬉しいです。ありがとうございました! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 結さん» おはようございます!いつも校閲ありがとうございます!よく読み込んでくださって感謝しています。ありがとうございます! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - またまた続けてのコメントですみません。。。 物語読みました。 沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2021年12月16日 1時) (レス) @page50 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - また続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが…。 同じく48話の作者さんのコメントの部分 言った様子ですね。 カナエ先生ともまだ会っておりませんし、宇髄先生とも再開してませんね。 これ正しくは再会ではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) @page49 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは君を、幸せにしたいではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayame | 作成日時:2021年10月18日 17時