検索窓
今日:10 hit、昨日:10 hit、合計:137,422 hit

121.変わらない安らぎ ページ26

「ちーっす…っ」
「おー生きてるかー?」
「死んでる」
「ははっ!おばちゃん餡蜜一つ追加で!」


夏もそろそろ終わりに差し掛かったそんなある日
少し空いた時間で久々にイブキくんとツナギくんに会うことになった
二人に会うこともほとんど無くなってしまったからこそ会えることが嬉しかった
心が休まる感じがして


「中忍になってどうよ?」
「どうもこうも…覚えることが山積みでパンクしそう…今ならDランク任務も喜んで受けるね!」
「嫌みかよ!!」


そうそう!このイブキくんのキレの良い突っ込み!
今の私の立場じゃ突っ込みたくても突っ込み出来ないからねぇ
相手先輩だし、でもいつかシン先輩にやりそうで…危ない
ヘラヘラ笑っていたら餡蜜が来た!待ってましたーっ!


「今日も夕方から任務入っててさー2、3日帰らないぽくて〜どんだけよって感じ」
「忙しい時に呼び出してごめんねっ」
「うんん!私も二人に会いたかったし…嬉しいよ」
「なんか素直なAって気持t…ってーなっ!!」


イブキくんの相変わらずの失礼さに鉄拳を喰らわせ、白玉を一口
ナツキさんの方針に文句は無いし、自分の成長への実感ばかりで逆に楽しい
けして、ハードだなーとか思って……はない


「しっかしミナミ先生から聞いてるぞ」
「ふぁにほ?」
「沢山実績を重ねてるって話だよ」
「ふーん!そんな事はないと思うけど…全然他の先輩方に迷惑掛けない用にするので大変だし」
「それでも僕たちからしたらAちゃんは自慢だよ !」


本当に嬉しそうに話すツナギくんに照れた
それから私が抜けてから入った新しい子の話で盛り上がった
イブキくんが先輩面するけど、逆に返り討ちにあっていたり…
相変わらずの様子に安心と、少しの寂しさを感じた
別に班を抜けなくても良いが私からミナミ先生に頼んだ
私の我が儘を二人は快く私の背中を押してくれた
ミナミ先生は最後まで引き留めてくれたけど、イブキくんに叱られ渋々承諾してくれた
こうしていつまでも変わらない関係が今の私には凄く良かった

122.冷めていく温度差→←120.行く末の支障



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
設定タグ:波風ミナト , 四代目 , NARUTO
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 桜@symphonyさん» 作ってる本人が言うのもアレですが、私も胸の奥の方がギュッてなってます!(笑)気持ちが共有できて安心しました。そう言ってもらえると書いて本当に良かった!って気持ちになります。ありがとうございます!更新の方も頑張りますね (2017年7月19日 19時) (レス) id: 958addaae7 (このIDを非表示/違反報告)
桜@symphony(プロフ) - 読んでいるうちに胸の奥がぎゅうっとなります。 この微妙な距離感好きです笑 更新頑張ってください! このお話好きなんですっ!! (2017年7月18日 23時) (レス) id: 7086530ca0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ミナト大好きさん» 作者スペースまで読んでいただき、ありがとうございます!はいっ!これからも頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いします (2017年7月14日 22時) (レス) id: 958addaae7 (このIDを非表示/違反報告)
ミナト大好き - コメント失礼します初めてイラスト観ましたカッコイイですこれからも最後まで更新頑張って下さい! (2017年7月13日 23時) (レス) id: 54870f527d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年6月25日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。