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伏黒side
両面宿儺の指を食べてその力を手に入れた虎杖を規定により祓う直前に空から落ちてきた黒髪の女。
「え!?なんだ!?また、きたのか!?」
虎杖はアタフタし、落ちてきた女を見る。
その女は痛いと呟きながら立ち上がり俺達を見た。
そして何かを考えてから言った。
『うん…!邪魔した!じゃっ!』
その後さっと逃げるように走り出そうとした瞬間、呪霊が現れ女を喰った。
『まじかよ…!!!』
僅かな呪力を出し切り呪霊を祓おうとした。
その時だった。
「今、どういう状況?」
五条先生が来た。
「五条先生!どうしてここに?」
「やっ、来る気なかったんだけどさ」
片手を上げてそういえば、じーっと俺を見る。
「いやぁ、ボロボロだねぇ。2年のみんなに見せようっと!ハハッ!はい、こっち向いて」
パシャパシャと携帯で写真を撮る先生に舌打ちをする。
「流石に特急呪物が行方不明になると、上が煩くてねぇ。観光がてらはせ参じたってわけ。
んで、呪物見つかった?それからあの特級呪霊は?」
「そうだった…っ!!」
五条先生が来て一瞬忘れてた!!
「先生!あの呪霊の中に人が飲み込まれ…っ!」
『あー!!!生温いし臭すぎ!服ベタベタだし!あー!!!最悪!』
呪霊の腹に大きな穴が開き黒いものに包まれながら文句を言いながら出てきた。
そして女が右手で印らしきものを結び呪霊に向かって腕を振り下ろす。
『結』
呪霊は薄青色の正方形の箱に包まれ、その箱の中でジタバタと動くがびくともしない。
『滅』
女がその一言呟けば箱は、中心に集まるように吸い込まれそして爆発して消えた。
何者だあの女…。
___________
あーあー。
喰われちまったなぁ…。
つーか、臭すぎ。
化物の胃袋の中なのかわからないが、大きめの空間に人間の人骨だろうか。
ゴロゴロと胃液の中に転がっている。
『あー…』
めんどっ。
はぁっとため息をつきゴキゴキっと首を鳴らせば絶界を発動させる。
あ、使えた術。
そして、そのまんま歩き出し腹の壁に向かって歩き出す。
『あー!!!生温いし臭すぎ!服ベタベタだし!あー!!!最悪!』
絶界のおかげで外に出れればチッと舌打ちをして文句を溢し、そのまんま歩き出し、そのまんま印を結び化物を滅する。
『あー、余計なことさせやがって…ってあれ?一人増えてね?』
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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時