Ｊ恋 *｡ﾟ (ページ9)

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Episode 9 *｡ﾟページ9

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文化祭での出し物が決まった。
うちのクラスは「執事・メイドカフェ｣。

──── カフェは予想していたのに
なんでメイドとか執事になっちゃってんの？！
ほんとにこれやるんですかぁぁ！！

男子が執事、女子がメイド。
洋服を作るのが手芸部。
買い出しは体育委員。
飾り付けやセットは残りの人達。
意外にみんなやる気になってくれているから
こっちもまぁやりやすいって言ったらやりやすい。

────でも体育委員ってこんな大変だったっけ...。

お昼休み…。

結衣｢A！！お昼一緒に食べよ！｣

｢うん！｣

私たちは誰もいない屋上へ行き、
二人でお弁当を広げていた。

結衣｢文化祭何やるか決まったー？
…あ、この唐揚げうまっ！｣

｢まぁ...決まったっちゃ～決まった。｣

結衣｢何やんの？｣

｢え、言いたくない...｣

結衣｢え、なぜ？(笑)｣

｢だって…。あ！そういえば昨日！！
知ってて調べさせたの～？｣

結衣｢え？なにが？｣

｢有岡くんだよ！うちと誕生日同じだったの！｣

結衣｢え？！なになに？Aが、大ちゃんと？
誕生日一緒なの？｣

｢え、知ってて調べさせたんじゃないの？｣

結衣｢知ってるわけないでしょ！！
え、何その運命！！いいなぁ～！このこのぉ～｣

そう言って肩をツンツンしてくる。

｢あ、あと血液型も同じだった。｣

結衣｢…ん？！なんという偶然！
…危なっ！今、大事な唐揚げ出そうになったわ！
ってか運命的！君たちは生き別れの兄妹か！｣

｢こっちがビックリだよ！
あと唐揚げ出さないでよね。
共通点が多くて本当にビビる。｣

結衣｢じゃあ次はメンバー全員のプロフィールね！｣

｢え、まだ調べるの？｣

結衣｢当たり前！そうでもしなきゃ愛を感じない！｣

｢それ前も聞いた。｣

結衣｢じゃあ今度は…山田涼介！｣

｢りょうsっ…やまだりょうすけね。
おーけーおーけー。｣

結衣｢ん？何？なんか文句でも？｣

「いや、なんでもない。」

────いや～調べなきゃいけなかったか！
涼介のはすぐ書き終わる！
ほかの人が一番わからないんだよ！
とりあえず全員の名前だけ教えてもらおう。

｢じゃあ、ほかのメンバーも調べておきたいから
全員の名前教えて？｣

結衣｢うん、分かった。
有岡大貴、山田涼介、知念侑李、八乙女光、伊野尾慧、高木雄也、岡本圭人、薮宏太、中島裕翔。｣

私は必死に名前をメモした。

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